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22日に控えている手術に向けて、インスリン指導や食事指導、血糖値の管理や麻酔科医の説明などなどで入院してからも忙しかったみたいで夜になってからようやく連絡がつきました![スマホ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/329.png)
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22日の手術で今後の方針が固まります。
肝臓に見える影が一体何者なのか。
転移なら何故そこだけ抗がん剤が効かないのか。
はたまた、全く違うのか。
炎症?膿瘍?などでも影になるらしい。
もう後は先生にその名のごとく、命をかけるしかない。
昔、小学生の頃よく言ったな。
「命かける?」
何かと約束ごとには必ずと言っていいほど言っていたと思う。
今思えば無邪気な小学生の口グセだったんだろうけど、数十年後、大切な人が本当に現実に「命をかける」事態になるなんて想像もしなかった。
今回ばかりは、私の情緒もおかしな事になっていて、夜になると必ずぶわっと涙が溢れて止まらない。
オットがガンになったからでも、かわいそうだからでもない。
大切な人がこんなに頑張って闘っているのに、ことごとく覆される現実
に涙が溢れて止まらない。
目の前でオットがなぶられているのをじっと見つめるしかない現実
に涙が溢れて止まらないのです。
髪の毛も無くなった。
抗がん剤の影響で痺れが治らない。
不眠などとは無縁だったオットが毎晩2、3時間おきに目覚める。
その時もモゾモゾ頑張って寝ようと努力したり、スマホをいじって時間を稼いだり、それでもダメな日は朝の5時くらいから子供達の朝ごはんを作り始め、
「朝はちゃんとご飯食べないと」
とキッチンに立つ。
ガンになるまではそんな事する人じゃなかった。
仕事出勤ギリギリまで寝て、コンビニで買ったおにぎりかサンドウィッチと必ずファミ○キとブラックコーヒーを通勤時にかきこむ生活だった。
それを何年も続けて、更には月末になると朝の5時くらいまで職場にいて、翌日の月初めの1日には本社出社で7時台の電車に乗って大手町まで向かう生活。
飲み会も朝まで飲むのが当たり前。
始発で帰ってくるか、満喫で寝てから朝方に帰ってきてそれから寝るという生活だった。
子供達の相手なんてそもそもする気もなく、なんなら寝てる間はどっかに連れて行って欲しいというような生活だった。
オットの地元である島根県に移り住むまでは、東京でずっとそんな暮らしだった。
島根に移住してから4年経ち、そろそろこの地域にも慣れてきた頃に膵臓ガンが分かり、絶望感しかなかった。
オットはもっとそう思ってただろうな。
実家の事業を手伝うと言って、突然東京の大手新聞会社を辞めて島根に移り住んだのだから。
やっと経営陣の仲間入りができて、これから事業をもっと大きくするぞって言う時のガン発覚だったのだから。
一番悔しくて仕方がないはず。
抗がん剤治療中も何度も無理して職場へ足を運んだけど、結局昼過ぎにはグッタリで帰宅し、その日の晩は発熱したりどこかが痛かったり痺れたりで、思うようにならなかったのだから。
そんなオットがガン発覚から怒涛の1年を過ごし、術後の抗がん剤治療が終了したその翌月には再発宣告。
翌週からはアブゲムがスタート。
休む間もなく3クールを終えて、やっとたどり着いた再手術。
それなのに、肝臓に影って。
ドリフだったらガッシャーンってセットが崩れるやつ。
漫才だったら「もうええわ!」のやつ。
もう、何が次に起こるのか、ミステリーツアー状態。
ジェットコースターのその先があるの?ないの?ある?ない?ある?ない?
に翻弄される日々。
頑張ってるのはオットなんだよ。
私はそれを支えなきゃいけないんだよ。
弱音吐いてるんじゃないよ。
手術を受けるのも、病理で再発かどうか一番気になるのも、術後のしんどい数日に耐えるのも、全部オットなんだよ。
毎日そう言い聞かせて、実際にそうだし、何も間違ってない。
なのに、なんでこんなに前を向けないんだろう。
心のどこかにもう諦めている自分がいるんじゃないか。
そうだったら人としてどうなの?と何人もの自分が問いかけてくる。
まるで警察の事情聴取?(こんな感じなのか?違ったらスミマセン
)みたいに。
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心が形状記憶みたいにピーンッて戻ればいいのに。
ガン患者の家族の方々を心から尊敬する1日になりました。
今日も暗くてごめんなさい。
私の心の声を聞いてもらえるのがこの場しかなくて。。。
まるで 王様の耳はロバの耳 の穴のように、全部バレバレだったらどうしよう。