ものすごーく久々です② | オットが膵臓がんになりました

オットが膵臓がんになりました

2020年2月26日に実施された会社の健康診断で精密検査を推奨され、あれよあれよと言う間に検査入院→細胞診→告知と言う怒涛の一年がスタートしました。
同じ境遇の方やいろんなアドバイスを頂けたらと思い、ブログを始めました。

①にはたくさんのいいね!ありがとうございますおねがいおねがいおねがい

オットにも治療の励みになります照れ照れ照れ

さて、②は私に起こった出来事のみですので、闘病ブログを主に見る方はスルーしてくださいね口笛






ある日の夜のこと。

晩御飯を作っているところに一本のLINEが。

相手は幼稚園のママ友です。



「ダンナが女作って離婚してくれと言ってきた」


と言う内容。
私は慌てて電話しました。

普段からそんなこと、微塵も感じさせない夫婦だったので、寝耳に水でママ友もかなり憔悴しているようでした。

我が家の事情も知っていて、常に心配してくれて、同じ地元が遠いいわゆる県外妻同士で本当に理解あるママ友です。
そんなママ友の身に起こった大事件となれば、動かないワケにいきません。

その日からまず何からするか、相手の女の人は誰なのか、本当に存在するのか、旦那さんのご両親はどう思っているのか、復縁したいのか否か、などなど。
他にもたくさん話し合い、3人(2人ですが)揃えば文殊の知恵とはこの事。
我が家もなかなかの状況でありながらも、彼女の力になんとかなれないものか、ひとりでは不安だろう、一人っ子の娘ちゃんも心配だな、私に今出来ることはなんだろう、などと9月はほぼ毎日そんな日々でした。

実際に彼女の娘ちゃんを預かって、ご飯を食べさせてお風呂も入れて自宅まで連れていってあげたり、夜中の突然の電話にも対応し、1時間〜2時間の長電話にも付き合ってあげました。
私に出来る事はそれくらいしかないのだから。
子供を預かったり、話を聞いてあげたりしたって彼女の苦しみは想像を絶します。

そして、しばらく音信不通だった旦那さんから4ページに渡るLINEが来たようで、割愛しますが彼女に対して結婚生活の中で耐えられない苦しみがあると言う事、彼女も過去に男性との関係があった事、
携帯をもう一台持っている事、
子供と離れたくないから今まで我慢していたけども、連日の罵詈雑言、
帰宅しても自分の晩御飯だけ用意されていない事、
仕事がうまくいっているのはあなたの実力ではなく、私が毎日お祈りしてるからなんだと努力をしても報われず辛かった事、
もう復縁するつもりは全くない事、
などが記載されていました。
(旦那さんから来たLINEをそのままスクショして私に送ってきた内容です)

どの内容も全く私は知らなかった事です。

相談されていながら、彼女の話ばかり鵜呑みにして旦那さんの話は聞いていなかったので、私はもちろんたくさんの疑問が現れました。

ひとつひとつ確認しましたが、大体が事実でした。

すると翌日からクルッと手のひらを返し、私に対しての対応がガラリと変わりました。
LINEは既読スルー。
返信が返ってきても、もうゆっくり考えたいからそっとして置いて欲しいと言う内容がほとんどでした。

だんだん私もアレ?と思うようになりまして。

すると、もう残された手段は探偵事務所しかないと突然島根県から岡山県岡山市までひとりで車を運転し、島根県にもあるはずなのに何故か岡山県内の探偵事務所に調査を依頼したと言う事でした。

そして探偵さんから送られてきた写真が次々と私のLINEに送られてきます。

既読スルーだったはずなのに、今度は写真を見てどう思うか、この女は本気じゃないはずだからそのうち帰ってくるだろうという内容のLINEです。

自分の思う答えが返って来ないと、
「でも、だけど、旦那の事は私が一番知っている」
と私に返ってきます。

そして極め付けは、二日程何の連絡も無かったので
「連絡ないけど大丈夫?」
とLINEしたところで彼女から着信が。

連絡が来るという事は良かったと電話に出ると、人生で聞いたことの無い罵詈雑言が飛んできました。

「連絡ないからとか、なんであなたに毎日毎日連絡しなきゃいかんと?
私は娘と2人きりで頑張ってやっとるのに、人の家庭を荒らして楽しいと?
大体私の知らんあなたの旦那にうちの状況なんで話すと?(私1人では荷が重かったので旦那にも相談しており、彼女も了承していました。)
夫婦でうちのこと笑ってバカにしてるんでしょ?
人の不幸がそんなに楽しいと?
もう連絡もせんで。
今までのLINEも全部消して。
ブチッ。。。。」

かいつまんで言うとこんな感じの内容でした。

3月にオットが膵臓がんと診断されてから、アレよアレよと言う間に抗がん剤、13時間もの手術、結核の診断、結核治療、退院後も術後抗がん剤治療と目まぐるしく過ぎて行った日々の中で唯一(何とかしてあげたい)と思った人であり、事態でした。

あまりにもショックで良い大人が大号泣。
オットの前で肩を上げて大泣きしました。

泣く
と言う事がものすごい体力がいるんだと思った日でした。

私の思いは単なる奢りで、人の人生を何とかしてあげたいなんて、神様でもなんでも無いのに何を考えていたんだろう。
落ち着いて思い返してみると、おかしな点はいろいろあった。
旦那さんの会社を見回って欲しいとか、正月に帰省するので飼い猫を預かって欲しいだとか、あなたはペットシッターに向いてるだとか、娘ちゃんを預かって自宅まで連れ帰った日もまだ夕方くらいだと言うのにものすごいお酒臭。

いろんなサインがあったのに気付かなかった自分にも腹が立ち、今まで彼女に費やした時間、お金、思いの無駄加減に肩を落とすしかありませんでした。

あれから何の連絡も無いですし、あってももう関わる事は無いですが、それでも残された娘ちゃんの事が心配だったりするのです。

経験して学ばないとな。

自分の性格や人格を見直す良いチャンスだと思うように毎日努力しています。

でもあの電話を思い出すと過呼吸になったりパニック発作が起きたりします。(パニック症候群は昔からの持病です)

私のくだらない愚痴を長々と聞いていただいてありがとうございました。