今でしょ!の林修先生の番組をやっていて
最後の10分くらい?だったけど
おもしろくって観てしまいました。
今までなんとなく持っていた仕事への考え方とか
これからやりたいことに対する謎のモヤモヤが
言葉にされることでクリアになり、ストンと腑に落ちるような
そんな感じがありました
その番組というのが林先生の『生き方大辞典』というもので
(私が観たのは再放送だったみたいです)
一昨日は美ら海水族館の初代館長さんである
内田詮三さんのことを取り上げていました
私が観た部分を簡単にまとめると
内田さんは、誰もが知るあの美ら海水族館の館長さんであるにもかかわらず
『水族館は悪行である』という思いをずっと持っていたそうです。
キラキラきれいな水族館の裏側で、たくさんの生き物を死なせてきたから。
そのことについて林先生が
『自分の仕事があまり良いものでないと思いつつも頑張るというのが僕はすごく好き。
この仕事は良いことだと思っている人は、良い仕事をやっているからよいだろうと考えて、どこか驕ったり、手を抜いたりとかが出てくる。
悪行をやっていると思っている人間は、だからこそ出来ることを精一杯やろうと考える。
塾講師も同じ。学校教育が完璧なら塾講師なんていらない。
だから館長の考えにすごく共感できる』
というようなことをおっしゃっていました。
わ、わ、わ、わかる
今後のことを考えて、なんとなくモヤモヤしていたのが
これを聞いて不思議とすっきりしたような
何も気にしなくても食事から十分な栄養が摂れるのであれば
栄養の問題を解決する栄養士という職業はなくていいものかもしれない。
でも現実には、わたし一人の力で、世界の食の問題を根本から解決することは不可能で
だからこそ、その環境の中で栄養士としてできることをやっていくしかないんですよね
もちろんわたしは管理栄養士という職業は
人のためになる事が出来ると思っているし
むしろ、そうでないと駄目だと思ってます
仕事が好きだし
やりたいことをやりたいようにさせてもらえる環境にも感謝しています
でも、今の世の中の
『良いことを仕事にするのが善』とか
『好きなことを仕事にするのが良い事』
というような雰囲気はあんまり好きではありません。
まわりに、人をハッピーにすることを仕事にしていて
それが大好きで楽しくて仕方ないという感じでやっている人がいると
自分を振り返ってなんとなく焦ったりすることってあると思うんです。
特に女性は
でも、そんな必要はなくて
自分に与えられた仕事を精一杯やっているかどうか
そこが一番大事。
劣等感を感じる必要は全くないんですよね
『今ある環境の中でどれだけ人のためになることが出来るか』
私は…まだまだ追及の余地ありです
頑張らねば
さっそく内田詮三さんの本を買いに
三宮~元町の本屋さんをはしごしたけど
どこも売り切れ…
テレビ効果
ネットで注文するか…
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