【インクルーシブ】子どもたちの劇に見る大人の関わり <子ども、先生、保護者、地域> | 宝塚市から全国へ★宝塚発達コミュニティ『花』 親と支援者の会、親の会、発達障害、発達凸凹、グレーゾーン、自閉症スペクトラム、ADHD

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ベル 花主催イベント ベル

2017年2月22日(水) 

事業所交流会

10:00~ 宝塚市立西公民館 

詳しくは【こちら

 

2017年3月3日(金) 

防災フォーラム

10:00~12:00 宝塚市立西公民館 

詳しくは【こちら

 

2017年3月19日(日) 

西谷イベント(西谷の自然と触れ合う)

※会員先行募集

 
こんばんは、ひかりです。
 
今日は凄く興奮しています。
変な意味じゃないです
…って当たり前か(笑)
 
土曜ですけど、今日は幼稚園でした。
生活発表会でした。
地域によって呼び方は色々だと思いますが、
要は劇です。
 
この生活発表会、
いっぽんの通う園は
子どもたちが自発的に
取り組む工夫や
アシストがスゴイです。
これぞ教育って思います。
 
どんなのかと言うと、
2学期の後半から、
みんなで演じるお話を決め、
自由遊びの中に
役のエッセンスを取り入れて
なりきって遊びます。
それから、徐々に物語を
子どもたち自身で組み立てていきます。
 
もちろん先生の中には
ゴールはあるのですが、
その過程を尊重し、
子どもたちをとても上手にサポートします。
決して大人が与えた物語を
劇のために「練習」するのではなく
一連の遊びの集大成として
ひとつの物語、「劇」という形が
出来上がります。
もうそれだけでドラマのようでしょ。
 
いっぽんのクラスは
一見ぼんやりさんの多いクラスかと思いきや
実は凄く個性的な仲間が集まっています。
そして、ぶっちぎりマイペースないっぽん。
色んな困難にもぶつかりながら、
どうすれば折り合いをつけられるのか、
本当に完成までには
色んなドラマがあっただろうことは
火を見るよりも明らかでした。
 
そんなクラスをまとめる先生の
クリエイティブさに下がった頭が上がりません。
 
子どもたちは
演技はもちろんのこと
テキパキと自律的にセットの出し入れ配置換え
電気の消灯点灯をこなしていきます。
お休みの子の役や係りもしているとは思えない完成度。
突発的なことにも
子どもたちがフォローしあって対処しています。
始まる前には緊張してこわばっていた表情も
劇の最後には
自信に満ちた伸びやかな笑顔に変わりました。
 
 
そしていっぽんは、いっぽんなりに
やらなきゃいけない事を理解して
役もこなし、衣装の着替えもし、
時に自由に発言する部分もあるけど、
クラスメイトもサポートしてくれたり、
適度にスルーしてくれたりして、
みんなと一緒にクラスの一員として
当たり前に存在していました。
本当に嬉しかったです。
 
こんなあったかいクラスなので
保護者も同じようにあったかくて、
一緒にそれぞれの子どもの成長を喜びあって
感動を共有する事ができました。
 
やっぱり、この空気を作り出す先生ってスゴイ。
 
いつも飄々としていて謙遜してる先生だけど、
子どもの様子を常に見て工夫して、
色んなアプローチをして、
(保育の時間なので直接見ることは出来ないけど)
子どもたちの様子から
先生の工夫の数々を感じ取ることが出来ました。
 
また、先生が「失敗してもいいよ」じゃなくて
「80%じゃなくて100%のちからを出し切ろう!」
と劇の前に子どもたちの力を信じて
言ってくれていたことにも感動しました。
 
託して委ねるって、凄く勇気のいる事です。
それがてらいなく出来る先生。
 
先生も子どもを信じているからこそ
子どもも先生を信じて
自分のちからを信じられる。
 
小さな園の小さな劇だけど
起こるべくてして起こった
奇跡の時間でした。
 
当たり前の事、
正しい事、夢を語る事を
真正面から言いにくい時代が
長かったせいなのか
ネガティブな社会を
私たち大人が子どもたちに見せてしまう場面が
多かった気がします。
 
私も10代を引きずり
斜に構えて
一生懸命生きなかった時間も
長くありました。
 
だけど、やっぱり
夢を見て、正しい行いをして、
周りの人たちを大事にすることを
いい大人だからこそきちんとやって
いかなきゃいけないと思います。
 
大人に夢がないのに子どもは夢を描けないし
大人が信じられないものを子どもは信じられない。
 
常に、私たち大人は
子どもたちを信じていると
メッセージを発し続けなきゃいけない、
常に子どもの可能性を見つける目を曇らせてはいけない。
自分の価値観の先にある子どもの輝きを
探し続けていかなきゃいけないんだと
私も先生に教えてもらいました。
 
 
学年の違う先生、
去年サポートしてくれていた先生も
みんなで子どもたちを応援してくれていて
先生たちの温かさや連携が
子どもたちにも鑑となり映し出されているのを
とてもとても感じました。
 
地域の方も来て下さって、
幼稚園の教育の素晴らしさを
先生や保護者とは違う視点でお話してくれました。
在園児のお兄ちゃんやお姉ちゃんも
積極的に子どもたちへの
ねぎらいの言葉をかけてくれました。
 
子どもたちは安心できる環境の中で
自分の力を信じて歩いていける。
自分も仲間も違いを知り、
どうすれば折り合いをつけられるのか工夫する。
誰かを排除しないことは
きっと自分も大切にすることなんだと思う。
インクルーシブ、分けない、ごちゃ混ぜの社会って本当に素晴らしい。
 
私もインクルーシブなんて言葉が忘れ去られるくらい当たり前に
どんなマイノリティだってごく普通に地域で暮らせる社会を
子どもたちにバトンタッチできるように、
走り続けていきたいと決意を新たにしました。
そんな社会を夢見るんじゃなくて
私たち大人が責任を持って作るんです。
大人はできる○(まる)信じていますハート
 
お花。ひかりお花。


いっぽんは役作りのために
本人の意思で髪を切りました。
役はお察しください(笑)

家族で打ち上げしましたステーキ
 
こんな素晴らしい幼児教育をしている宝塚の公立幼稚園が統廃合で
半分になろうとしています。悲しい。。。
いっぽんの通う園もどうなるのかな。
 

いつも応援ありがとうございます流れ星

ただいま全国3位晴れ

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