【地域のコラボ】とある公立公幼稚園さざんか福祉会＜クリスマスプレゼント＞インクルージョン

宝塚発達コミュニティ花　

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花主催
2016年12月14日（水）
10：00～　交流会を開催いたします。

花主催学習会
2016年1月29日（日）

使える！サービス等利用計画

～本人中心でいこう～

詳しくはこちらをご覧ください。

公立幼稚園に通ういっぽんと
絶賛イヤイヤ期の次男の
二人の母をしています、ひかりです

先日幼稚園でクリスマス会がありました
子どもたちが紙を切り、デコレーションした
可愛い袋に
サンタさんが、クリスマスプレゼントを入れて
持って来てくれました

プレゼントの一つに
可愛い動物のブローチが入っていました。
他愛もない動物ブローチなのだけど、
その裏にはヒストリーがありました。

園長先生からのお手紙、
許可を得て掲載させていただきます。

夏祭りでもお世話になった「宝塚さざんか福祉会」の「サザンクオリティ」さんに相談し、さおり織りで作った動物ブローチにしました。
ブローチの種類にはたくさんの動物があることをお聞きし、全種類作成していただきました。
相談を持ち掛けたのは11月に入ってからでしたが、「74個ものご注文をいただき、みんな大喜びです。頑張って作成します」と言っていただき、大変うれしく思いました。包装についても相談がありましたが、園の希望に沿って中身が見えるように透明の小袋に一つ一つ丁寧にラッピングをしていただきました。12月1日には、皆さんでそっと届けに来て下さり、本当にサンタさんのようでした。

袋詰めでは、男の子・女の子に関係なく、職員が心を込めて進めました。世界に１つだけの花を届けるのと同じ気持ちで、世界にたった１つのさおり織りの模様が織りなす可愛いブローチを喜んでほしいと願いを込めました。また、いろいろな動物の命も感じてほしいと思いました。どの命にも優劣はなく、同じように大事な命。手作りのぬくもりも感じてほしいと職員の願いです。
どうぞ、ご家庭でもそのような思いについて、折に触れて話題にしていただけましたら幸いです。

(中略)

行事の意味・プレゼントの意味・大人がかける子どもへの願い・・・そんなことを考えながら子どもたちとの豊かな生活を作っていきたいと思っています。思いが浅かったり、行き届かなかったり・・・そんなことも含めて、考えつづけていきたいと思います。

このように書かれています。
このお手紙を読んで、
もう私は胸がジーンと熱くなりました
作り手さんの姿が見えたこと、
先生方が子どもたちや私たち親と
一緒に考えていく姿勢、素敵でしょ

宝塚さざんか福祉会では、
知的障害の方が
さまざまな作業活動を通して
社会自立を目指していらっしゃいます。

知的障害者と言っても、
私もいっぽんの発達障害のことが
分かるまでは、
接点がなくて、よく知りませんでした。

ここでは細かく書きませんが、
どんな障害かを知る事も大切だけれど、
彼らの作品を通じて
身近に感じられる事が
人と人の繋がりを作るきっかけに
なるんじゃないかと思いました。

「モノ」を通して、つながる関係。
作り手の顔が見え、ストーリーが分かると
ただのモノに
命が吹き込まれたように
一気に色鮮やかになったように感じませんか

「さざんか福祉会の皆さんが作ってくれた
ブローチの写真をブログに載せたいから
写真送ってくれませんか？」
と幼稚園のママたちにお声がけした所、
一人ひとり特別な世界でひとつの動物ブローチの
写真を送ってくれました

同じ動物でもひとつとして
同じ顔はありません

可愛い動物たちが、
それぞれの「家族」の元で大切にされていますよ。

ママからママへ伝えてもらって、
こんなに沢山の動物ブローチの写真が集まりました

中には、可愛いよね～

ぜひ載せてね、伝えてね！と

メッセージをくれたママも沢山いました

そしてわたくし
宝塚さざんか福祉会のアンテナショップ
サザンクオリティに足を運んできました

昨日、宝塚の女性起業家のグループ「エルジェンヌ」と
障害者週間とどちらもビッグイベントが
同じ逆瀬川のアピアでありました。

そして、そこでバッタリ花のご意見番まりさんと娘さんと会いました。
ビックリ

いつも通り意気投合して
まりさんと娘さんも一緒にお店に行きました。

なぜか
まりさんの娘さんは、
なんとさざんか福祉会で組み紐やさおり織りを作る作家さんなんです。
娘さんが作ったものがお店に並んでいるんですよ。

動物ブローチに使われているさおり織りの生地の

どれかも娘さんが作ったものがあるかもしれません

ずっとニコニコの娘ちゃん、
まりさんが「自分が作ったものがお店に並んでて
嬉しいのかな～♪」と教えてくれました。

お店には組み紐やさおり織りをはじめ
ステンドグラスやポストカード、
焼き菓子などなど
さざんか福祉会の各事業所で
作られた作品が販売されています。

「君の名は。」に出て来て
ブームになっている組み紐も沢山あります。
オーダーもできるそうですよ

私はまだ見てないのでこれをきっかけに
見てみようと思いました。

私は次男や甥っ子に動物ブローチを買い足しました

一目惚れしたアートなポストカードも。

素敵なスタッフの方々ともパチリ
いつもはもっと沢山スタッフの方がいらっしゃるそうなのですが、
障害者週間のイベントの出店でお二人だけでした。

※掲載許可をいただいています

お店の前には
スタッフさん手作りの顔はめパネルも。
お子さん連れでぜひどうぞ



こんな可愛いステンドグラスの作品も

サザンクオリティと言えば焼き菓子
さざんか福祉会は知らぬとも
焼き菓子ファンは周りにも多いです
お店にいる間も
まとめ買いのご婦人が入れ替わり立ち代わり
人気のほどが伺い知れます。

賞を受賞したこともある「シュニッテン」
帰宅して午後のおやつにいただきました
アーモンドにキャラメル、
サクサクのクッキー生地が
やめられない止まらない～

だいぶ話があっちゃこっちゃしてしまいました

何にもなければ、
ただのブローチだけど、
園長先生がストーリーを伝えて下さいました。
そしてもしかしたら、
私に顔と顔が見えるコネクターの役割が
出来るんじゃないか？と思って
幼稚園のママにお願いしてみたり
サザンクオリティに行ってお話伺ったりしてみました。

私も知らなかった沢山の作品に出会えたり
スタッフの方のお話も伺えて
（なんと花のブログを読んでくださっていた！！）
話さなければ知らないままだった縁がつながり
とても嬉しい一日となりました。

作り手と受け手がつながる、
顔の見える関係って
なんだかほっこりしませんか？

写真を送ってくれたお母さんたちの想い、