【書籍】えほん障害者権利条約＜みんなに読んで知ってもらいたい1冊＞

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こんばんは、ひかりです

今日は、いっぽんの幼稚園の休日参観でした。
な～んかみんなと一緒に座って、

地域のシニアの話を一緒に聞いて、
質問に答えてて、
「ふつう」でびっくり。

成長はとても嬉しい反面、
なんだかつまんな～いとか思っちゃう、
ダメ母。

いっぽんはその小さい背中でずっと
私の中の常識や価値観を
ぶち壊し、広げ、ものの見方を角度を沢山持つことを
常に教えてくれていた。

それは私の勝手なので
もちろんそんな重荷を背負わせるつもりもないけど、
感情の上澄みみたいなものをポロリ。

さて、いつも前置きが長くてごめんなさい
最近、人権とか合理的配慮について
すきま時間に文献を読んでいます。

もうご覧になった方も多いかもしれませんが…
その中でもひと際異彩で、親しみやすいこの本を
皆さんにお勧めしたいと思います。

『えほん障害者権利条約わたしたちぬきにわたしたちのこを決めないで』
ふじいかつのり作/汐文社

障害者権利条約がどうやって誕生したか、

ということから

世界に批准され、日本で批准されるまでの道のりと

障害者権利条約が大切にされる社会が

実現されると、どんな風になるかが

小学生でも理解できるように書かれています。

絵にも文にも

夢と希望がいっぱいつまっていて、

最後まで読んで

うるっとしてしまいました。

国連で2006年に採択されました。

日本で採択されたのは

なんと2014年！

最初に批准したジャマイカから7年も遅れをとりました。

まだ批准して、2年しか経っていません。

批准するために整っていなかった

国内の法整備をするのに時間がかかりました。

ようやく動き出した、障害者の権利擁護。

まだこの大きなうねりが停滞しないように

声を上げ続けなければならないと感じています。

色々と込み上げる想いが多い一冊でした。

さて、帯には素敵なお二人からのメッセージ。
黒柳　徹子さん(女優・ユニセフ親善大使)
一体、この個性は、どこから現れるの？長いこと、障害の
ある人の団体を見てきている私は、いつも驚かされる。こう
いう作品は、私たちに、インスピレーションをあたえてくれる！
ありがとう❤沢山のみなさんに知っていただけることを祈って
います。

落合　恵子さん(子どもの本の専門店クレヨンハウス主宰)
違いは、ひととひとを隔てるものではない。
違いは、ひととひととが出会う道であり、
学び合いの場でもある。
そのことを本書がいきいきと伝えてくれる。

私は背表紙のこの言葉が大好き

みんなちがって　みんな一緒！