【活動報告】福祉事業所合同説明会に参加♪ <28か所の福祉事業所が大集結★宝塚市> 先を見据えて | 宝塚市から全国へ★宝塚発達コミュニティ『花』 親と支援者の会、親の会、発達障害、発達凸凹、グレーゾーン、自閉症スペクトラム、ADHD

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2016年10月30日(日)

子どもたちの可能性を信じて

~発達に特性を持つ子どもたちとの関わり~

発達凸凹キッズの「原石」を「宝石」として磨く方法キラキラ 

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めぐみですニコ

 

9/24(土)に家族で、

宝塚市内の28ヶ所の福祉事業所が集結するという、

宝塚市 福祉事業所合同説明会に参加してきました。

 

 

幼児、小学生(低学年)の発達に凸凹のある子を持つ親は、

将来に関して漠然な不安や心配はある方はいらっしゃっても、

なかなか具体的に子供の成人してからのことや、自立、

暮らし、就労のことまで考えている親は少ないと思います。

 

私の娘はまだ6歳(幼稚園年長)です。

 

みんな同じかな?!と思っていましたが、

今の時期にかなり先のことを考えたり、調べたり、

気の早い(笑)私のような人は珍しいみたいあせる

 

ただ、私は娘に発達障害がわかってから、

私自身、体力や精神力にも自信がある方ではないし、

 

若くてもどんな人でもいつ病気になるかも分からない。

突然子供をサポートしてあげられなくなるかもしれない。

そんな、もしもの時のためや、兄弟に負担をかけないよう、

親の死後の子供のことを考えておきたいと気持ちがありました。

 

発達障害がある子どもが成人してからどんな選択肢があるのか、

今の成人されている方は障害を抱えてどんな風に生活しているのか、とても知りたく、今回の多数の事業所の合同説明会に参加できることで、一気にたくさんの情報が得られるととても楽しみにしておりました。

 

まだまだ先のことにも思うようですが、

これは、今の支援にもつながります。

 

子どもの自立(可能な限りの)、助けて、手伝ってを言える力、

得意や好きなことを伸ばしてあげ、自己肯定感を育て、

意思決定する力を身に付けさせてあげる、

苦手なことはいろんな工夫や支援によってフォローしつつ、

本人が生き生きと暮らせる、楽しく幸せに暮らせることが

やはりゴールではないのでしょうか?

 

いろんな情報を得て、色んな夢や可能性を持って、

先を見据えた支援こそが、大切なんじゃないかなと

私は思っています。

 

また将来だからこそ、私たちが、子供たちが

こういう場でヒントを得て、よりよいものを求めたり、

今にはない新しい形を創れるかもしれない、

そんな希望もありますね。

 

<物品販売コーナー>

13の事業所では物品販売コーナーもあり、

ハンドメイド雑貨や食品(お菓子、珈琲)などがたくさん並んでおりました。

 

※写真掲載の許可を頂いておりますが、お顔は個人情報保護をさせて頂いております。

 

利用者の方々はそれぞれ自分のできる工程を担当し、

作った商品(作品ともいえるものもたくさん)が多いのですが、

最後の仕上げは業者や支援者がサポートしているとはいえ、

素晴らしいものばかりです。

 

手先の不器用な私には全然作れないものばかり。

 

驚いたのは、そのクオリティの高さ。

商品一つ一つにプロ意識が感じられました。

 

コツコツと一生懸命、手間暇かけて作ったものには、

作った方の想いと手作りならではのぬくもりがありますね。

 

その作品や商品の影に、

働くことで生きがいや達成感や幸福感を感じておられる利用者さん、そしてそれを支援する方の姿を垣間見ることができました。

 

<福祉事業所合同説明会>

28か所の福祉事業所がブースに分かれて、

それぞれ個別に相談や説明を受ける形態になっています。

 

資料だけでもこんなにたくさーーん!

 

こんなにたくさんあるんですね!

子どもが小さいと、こういう情報をあまり知らないので、

こういうのがあるんだと知るきっかけになりました。

 

子供たちの習い事もあり、時間制限もあったので、

主にお話できたところは

宝塚さざんか福祉会」と「珈琲焙煎工房Hug

 

 

宝塚さざんか福祉会は、

1977年に宝塚市手をつなぐ育成会が母体となって設立され、

現在では知的障害者の社会的自立をめざして、

生活介護、就労移行支援、就労継続支援及び施設入所支援等の

施設系事業を行うほか、グループホームの運営、ホームヘルプ事業及び相談支援事業を行なうなど、

宝塚市の中でも大きな福祉事業所です。

 

『ケーキ屋さんになりたい』と夢を持つ娘のために、

かしの木工房こはまや、SasanQualityのことなど伺ってきました。

 

就労継続支援に関して、

A型事業所(雇用型)とB型事業所(非雇用型)というのがありますが、私自身あまり分かっていなかったので、違いなどを伺いました。

 

宝塚発達心理ラボのラボ子先生のブログでも

説明してくださっているので、ぜひご覧ください。

卒業後の進路 就労継続支援A型事業所(雇用型)

卒業後の進路 就労継続支援B型事業所(非雇用型)

 

現在の就労に関しては、不満があります。

※個人的意見です。

 

・本人たちがやりたい仕事と繋がっているのか?

 選択肢が少ない。

 

・商品価値を上げ、福祉という枠組みだけでなく、

 ビジネスとしてなりたたないと賃金が安く、

 とても経済的自立ができるとは思えない。

 月5000円の賃金などざらである。

 正直、お昼代にもならない。

 

・すべての障がいを持つ方には難しいとは思うが、

 もっと社会的に評価される就労に変え、障害があっても、

 税金をおさめられるような収入にはならないものか?

 能力をもっと生かせる就労支援にはならないのか?

 

・これからの時代、

 この就労支援のありかたでよいのか?

 障害者アートやビジネスが普及しつつある今日、

 新しいビジネスやコンサルティングなど専門的な人が

 介入する必要があると思う。ブランド力が必要。

 

・グループホームに入り、障害者年金と

 低賃金でも生きる楽しみのための就労できる人はよいが、

 軽度の障害の人はグループホームに入れず、

 障害年金も低額で、賃金も低ければ、

 親の死後はどうなっていくのだろう???

 

私の心配は一番最後ですね。

 

娘が大きくなる頃には、障がいがあっても、

もっとやりたい分野で仕事をさせてあげたいし、

その為に今から好きなこと、得意なことを伸ばしてあげたい。

 

障害がない健常者にはいろんな選択肢があるように、

もっと幅を広げてあげたい。

 

すべての人にはあてはまらないけれど、支援者として、

もっとできることがあるし、そしてその労働は、

そんな賃金では見合わないと私は思います。

 

これは、さざんか福祉会に対してだけでなく、

すべての就労支援事業所に対して思うことです。

 

彼らの作っている商品や作品をみた時、

どれもとても価値のあるものだと思うからです。

 

娘が15年後就労する時、

もっと素晴らしいものになるよう、

親も動いていく必要がありますね。

 

 

さて、最後にお話しさせて頂いたのは、

高次脳機能障害者 サポートネットが運営している

珈琲焙煎工房Hug(ハグ)さん。

 

娘はASD(自閉症スペクトラム障がい)と診断されていますが、

新生児の時に髄膜炎を患ったため、彼女の症状

(記憶障害(短期記憶が特に)、LDのような症状あり)から

高次脳機能障害を疑っています。

大阪医科大学LDセンターでも診て頂こうと予約しています。

 

そんなことから気になっていた『高次脳機能障害

 

高次脳機能障害とは、

病気や怪我などで 脳に損傷を受け、言語・思考・記憶・行為・学習・注意に障害が起こってしまった状態を言います。

 

発達障がいと同じで、『見えない障がい』とも言われています。

 

今回、珈琲焙煎工房「Hug」の施設長の方と

お話させて頂くことができました。

 

これまでの子育てや経験を踏まえて、

私のいろんな質問に一つずつ丁寧に答えてくださり、

今回、一番の実りある時間となりました。

 

娘を通して、花を通して、色んな方と出会い、

大きな学びとなっています。

 

そして、Hugさんのお話の時もご一緒してくださった

発達心理ラボ(特別支援学校教諭、臨床心理士)のラボ子さん。

今回のことも記事に書いてくださっています。

 

Web支援をさせて頂き、来月、小児科(発達外来)を開院する

はやしま小児科」の院長。

 

人のご縁がつながって、たくさんの支援者の方と出会えたことが

私にとってなによりも心強いものとなっています。

 

これからもみなさまと共に、

子供たちの未来のために、たくさんの支援者と手を繋ぎ、

よりよい社会になっていけばいいなと思います。

 

今日は長々とすいませんあせる

最後まで読んで頂き、ありがとうございますキラキラ

 

花ピンクめぐみ花ピンク

 

<追記>

宝塚発達心理ラボのラボ子先生が、リブログをして、

記事を書いてくださっています。

それもぜひご参考ください。

http://ameblo.jp/takarazuka0797/entry-12203872764.html

 

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