今日のプロフェッショナルはバレリーナの吉田都さんでした。44歳迄プリンシパルを続けた彼女、その最後の公演を追った番組。まだ数年は踊れるのに、勿体ないと云われながら退団を決意した彼女が言った 「頂点で退く 一番でいられる時に退く、自分のプライドかな」そう、誰でも頂点にいる方は、最後の幕引きをするタイミングをいつにするか、見極めているんだろう。登ったら、そこに居続ける事は出来ない。必ず下りの道があるのだ。そこに足を下ろす前に自ら退く。勇気も冷静さも一流の人だから持てる強さ。宝塚のトップも同じように退団の時期を決めて舞台に立っているのだ。
私の敬愛する玉三郎さんもしかり。余力を残して尚新しい事にチャレンジしながら、演目を1つ1つ卒業させていく彼。貫く姿勢の揺るぎがない事やはり一流の方は信念が違う、凄い事です。