振り返り③までは一般的な学習のことでしたが、
ここからは我が家流の工夫みたいなものについて書きます。
本人の性格を踏まえて考えたことですので、全ての方にあてはまるとは思えませんが、
本人にとっては非常に良かったと私は考えています。

【本人の性格を踏まえた我が家流の受験】

《娘の性格》
・嫌なことはやらない(or派手に抵抗しながら大騒ぎしてやる)
・自分で納得しないと動かない(動けない)
・地道にコツコツは苦手
・好きなことは飽きずにやる
・きっちりやること・高得点そのものには価値を見いだせない
・だいたいできればいい(≠完璧に仕上げる)
・競争心はあまりない。得意なものなら負けたくないけど。
・お調子者、気は強くない、自分から前に出るタイプではない

この傾向は、幼児期からはっきりしていた。

一方で、親の私は同じころどうだったかというと…
・どっちかというと完璧主義
・間違うことが怖い
・できれば上に上がりたい
・石橋をたたいて渡るタイプなので、嫌なことでも必要だったら我慢してやる
・目的はともかく、言われたらとりあえずやってみる

⇒自分と同じやり方では通用しない、というのは常に感じていた。
 百マスなど一応はトライしましたが…「やっぱりダメ」
 計算力コンテストや基礎トレも大変…
 タイムを縮める、得点率を上げる、みたいなことはまったく響かず。
 
《親の姿勢》
・基本的には本人に決めさせる。(少なくとも決めたという実感を持たせる)
・受験をするからには必要なことがあるということを何度でも説明。
 何が必要、という情報は保護者会・電話相談で。
 「●●先生がこう言っていた」という伝え方。
 「通うからには塾の方針に乗っかる」という認識を本人には持ってもらう。
 (先生のアドバイスを聞かないのであれば通わなくていいということを伝える)
・保護者会の面白話をできるだけリアルに再現して聞かせたりして、
 先生のことを親も信頼して任せているということを示した。

《我が家流の具体例》
○志望校の選択
 ”行く可能性のない学校は受けない”という姿勢がはっきりしていた。
 昔のワタシには選択肢がなかった。でも今回は本人に選ばせたいと考えた。
→親子で「通うことが想像できる」という共通認識を持てるように。
 本人が「ここはない」と断言したものの親としては消したくない学校は2回訪問。
 結局変わることがなく、本人の直感を信じることに。

○最終的に受験校を決める際にやったこと;
 入学したとしたら…のリアルなイメージ作り
・席に着いたときの自分の状態はしっくりくるか?
 (幸いにも、見学会・SOなどで、各学校の教室で椅子に座る機会はあった)
・どんなことをして楽しい学校生活を送っているか?
 (友人関係、部活は何に入っている、頑張りたい授業…)
→楽しい感じがする?と聞いて「うん」と言ったところだけを受験校とした。
→志望順イコール「通いたい順」
 偏差値順ではない志望順であることから、学習のモチベ維持にも影響することが
 懸念されたため、新6年の段階で校舎責任者の先生に伝えておいた。

○メンタルの管理;
 本人の性格上、本番の入試という特別感を出さないことが重要、と考えていた。
(第一志望校への想いを強く持ちがむしゃらに頑張る、というのは向いてないと感じた)

<6年12月まで>
 5年冬、ブロック復帰のかかる組み分けテストから「リハーサル」を導入。
 ・大事なテストであることを繰り返し伝えて意図的にプレッシャーをかける
 ・寝る前、来年の今頃、本番の入試、朝は5時台に起きて出発であることを想像させる
 ・リラックスのためのマッサージ
 ・持ち物リストを作成して前日準備を自分でさせる
 ・朝食の内容決め、ゲン担ぎのココアを導入(本人と決めた)
 ・どんなに天気が悪くても公共交通機関で行く
→これを、朝から行う範囲のないテスト毎に出来る範囲で行った。
 (塾のテストではプレッシャーでいくらミスをしても絶対に小言を言わない)

*面白いことに、同級生のお母様にたまたま車で送って頂いた日のテストが
2回あったのですが、2回とも大コケでした。
緊張感が不足したり自分のペースでなくなるんでしょうか。
さすがに本人も気付き「テストは必ず電車で行く」が定着しました。
 
<6年1月以降>
・算数が他教科より明らかに完成度が低い、と親子で思っていた。
→理社のB問題が比較的得意。
 国語はもともとA問題が得意で、記述はSSでかなり練習した。
→3教科でカバーできると考えた。
→理社の知識が抜けないようにすることが大事。と先生からのコメントあり。
→算数は基本を落とさないようにすること、解いた問題は正解を、を目標にしてハードルを下げた。

・象徴的な出来事:算数A授業のプリントがどうしても解けず、半べそになっていたとき。
→問題を見て「これはいくら復習しても無理」と思った。
→本人と相談。
 「これを今日一日かけて解き直したら、本番で出て解けると思う?」⇒「わからない」
 「これを捨てたとして、本番で出題されて解けなかったら後悔する?」⇒「…しない!」
→「じゃあやめよう!」とバッサリ切りました。(先生すみません!)
→授業の復習、過去問チェック、算数の”○○くんノート”(先生の名前)だけをすることに。
→本人は「あれで気持ちがすごく楽になった」とのこと。
→結局、ノートからも類似問題が出たし、Aプリント類似問題も本番では解けたとのこと。