こんにちは。
死別の悲嘆に寄り添う心理士の藤間みさきです。
動物を家族とする方が増えています。
人間より長生きできない動物(以下ペットと呼びます)とは、一緒に過ごせる期間が限られてしまいます。
亡くした時の喪失の哀しみやが深くて強いと、遺された飼い主さんの悲嘆が長引くことがあります。悲嘆をそのままにしないで、何か対処なさると回復していくかもしれません。
今回は、私の愛犬の月命日についてお話します。よろしければ、お付き合い下さい。
愛犬の月命日に花を供える
本日は、愛犬ルルの月命日です。あの子を亡くして2年となりましょうか。なんとなく、この世からいなくなったという感覚がございません。なので、不思議なことですが淋しくないのです。
私は、愛犬ルルに対してのペットロスがないと言えます。
覚悟の別れでありました。突然の病気で数か月で旅立ちましたが、動物病院の獣医の先生方をはじめとして、沢山の支えをいただきました。感謝。
妹犬を先に病気で亡くした経験をしてます。その時は、予測しない急なお別れとなりました。動物病院で治療を受けていたのですが、どうも獣医の技量に問題があったようです。いわゆる誤診で亡くしたということです。
とても苦しませてしまい、本当に辛い別れでした。
遺されたルルのために新しく動物病院を探しました。
必死です
情報を集めました。
なかなかわかりにくいものですが、ホームページを比較すると見えてきます。
そこで、名古屋市東区の名古屋たかおか動物医療センター(旧たかおか動物クリニック)へお願いすることにしました。
全然、対応が違うのです。
同じ名古屋市内の動物病院とは思えないほどです。これほどに違うのは、詐欺にも近い?
動物病院の獣医の果たす役割は、動物治療でありましょう。治すことが第一です。
単に話しやすいだけでは、意味がありません。
もちろん、名古屋たかおか動物医療センターでは、接客対応もよいです。おかげさまで、人見知りの激しいルルも懐くようになりました。獣医の先生やスタッフの皆様には大変お世話になりました。感謝。
ルルの担当は副院長の獣医さんでしたが、お世話になっていた3年間に、適宜に病気を見つけて下さいました。
早期発見、早期治療です。人も動物も同じです。
わかった上で動くのと、不安の中でいるのとでは違います。
動物は敏感に飼い主の不安を察します。飼い主さんが不安に過ごしていると、伝わりますΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
そして、いつか訪れる動物との別れ方によって、遺された飼い主さんの悲嘆反応は異なります。
- これでよかったのだろうか?
- もっと、何かしてあげれたのではないか?
- あの時、病院へ連れて行けばよかった、
- あるいは連れていかないで家で最期を迎えた方がよかったのか?
様々な感情が沸き上がってまいります。それは、普通のことでしょう。
大事な家族として過ごしてきたのです。後悔や怒りがあっても自然です。
ただ、その思いは周りに理解されないことが多いかもしれません。
動物病院との医療過誤について争うにも難しいことがあります。というか、そもそも医療ではない?
ペットロスの何がいけないのでしょうか?
おかしな人とされることではないといえます。
人間の子どもを亡くして、悲しまない親がいたら、その親は変です。
一方、動物であるペットが亡くして悲しむのは異常でしょうか?
そんなわけないです。
本日は、愛犬ルルのために花をお供えました。
少し手を加えてアレンジすると芸術的です(* ´艸`)。
我が家の愛犬たちは、花が好きな子たちでした。きっと今日の花を喜んでいることでしょう。
必ずしもお墓参りにならなくても、亡くした相手を偲ぶ心は通じます。
お花をお供えしたり、果物をお供えしたり、お線香を焚く等々
身近なことで大丈夫です。用意が整わないなら、心で念じるだけでもOK!
亡くした相手に何かしてあげたいと思う時は、できる範囲でよいので行動されるとよいです。合掌。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。