こんにちは。
死別の悲嘆に寄り添う心理士の藤間みさきです。
昨年末に発生した山形県鶴岡市の土砂災害で、ご高齢夫婦がお亡くなりになりました。心からご冥福をお祈り申し上げます。
災害状況は、ご夫婦の居住する裏山斜面から土砂が流れ、建物の倒壊となったようです。報道によりますと、亡くなられたご夫婦の家の他にも十数棟の建物が倒壊してます。かなり大きな土砂災害事故となりました。
救出された住民もいらっしゃいますが、残念ながらご夫婦は助からなかったということです。
最近は、予想外の事故に巻き込まれて亡くなる方が増えているようです。
本当に、突然の如くです。この度の自然災害の他にも、地震や水害等による大きな被害が頻繁に起きています。人が死ぬほどの被害ということです。
これまでの常識が通用しなくなりました。
そもそも、亡くなられた方は、自分がどうして死んでしまったかわからないかもしれません。
さらに人的災害です。どうして危害を受けたのか?わからない事件が多くなってます。
報道されるのは一部のことでしょう。無抵抗の人へ一方的に暴行を加えて、死傷させることが普通になるなど嘆かわしいです。
日本はどうしたのでしょうね?
安全神話は遠い過去のことです。今日も生きているから、明日も生きてるとは言い難いのでは?
あまりに神経質になると免疫力が低下するのでよくありませんが、過信は禁物です。
自分だけは大丈夫?は、ないです。
今日を大切に生きることで、感謝の気持ちが生まれます。周りの人にも優しくなれるのでは?
愛する人がいることは、それだけで幸せなことです。
いつかはその人と別れることになりますが、その時までを大事に過ごして下さい。
お別れの時が来た後のこと
死別の哀しみは個人差がありますが、概してどういう別れ方をしたかによって、哀しみの強さが異なります。
予期せぬ別れであったか、覚悟の別れであったか等により、遺された人の苦しみが異なります。
今日を生きることは、死ぬことと表裏一体なのかもしれません。
逝く側も送る側も、別れは辛いのですが、時間を大事にしてみましょう。肉体が滅んでも一緒に過ごした時間は永遠です。心の切り替えで苦しみから解放されることも必要なのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。