実家に、ぶぅちゃんという猫がおりました
懐くのは父にだけで、わたしも他の家族もなかなか仲良くなれませんでした
しかし、猫に初めてレイキをしてからというもの、わたしが帰省するとヒーリングを受けてくれました
昼間は父に気遣って、ツンデレな感じで。
夜は父のいない場所で、レイキに身を委ねて。
…というのも
ぶぅちゃんは毎晩父と一緒に眠りますが、わたしが帰省した夜は、いったん父と共に寝室へ行き、父が就寝したのを見計らって、そっと部屋を抜け出して「レイキして」という感じでわたしのところへ来てくれたのです
レイキで気持ちよさそうに眠るぶぅちゃん
そんなぶぅちゃんは
2021年に亡くなりました
危篤の翌日
うちの家族と妹の家族が駆けつけるまで、ぶぅちゃんは待っていてくれました
みんなからの「ありがとう」「よく頑張ったね」という愛の言葉と、感謝をこめたナデナデを、たくさん受け取ってくれました
さらに翌日
もうそろそろいくよ、と鳴いて両親を呼びよせ、二人に見守られながら旅立ったそうです
たぶん24歳くらいだったと思います
本当に長生きしてくれました
わたしと妹は二十歳前後で独立したので、ぶぅちゃんは実の娘たちよりもずっと長く両親のそばにいてくれたことになります
さらに翌日、肉体を脱ぎ捨てる日
わたしは両親より一足先にペット霊園に着きました
周りには誰もいなかったので、そこにいる先輩ペットちゃん達に気持ちを向けて合掌し、目を閉じ
「ぶぅちゃんが仲間入りします。よろしくお願いします」
と祈りましたら、右腕にパシッと何かが当たりました
枝でも落ちてきたかな?と思いましたが
足元にそれらしきものは何もありません
感触が猫の手ほどの太さに感じましたから
ぶぅちゃんがお別れを言ってくれたんだと思いました
読経前にお坊さんが
「この子は幸せだったね。ほらみてごらん、微笑んでる」
と仰いました
確かに微笑んでいるような、穏やかな表情をしていました
火葬の帰り道
空や雲が何か言いたそうだったので適当にカメラを向けました
後で写真をよく見たら
右半分に大きく、ぶぅちゃんの横顔かな?という雲が写っていて驚きました
猫って感じじゃないかもしれないけど目も鼻も口もあるし、微笑んでいるように見えるし、やっぱりこれはぶぅちゃんだと思いました
さらによく見ると、ぶぅちゃんに向かって鳥が羽ばたいているような雲も見つけました
むかし実家で可愛がっていたインコたちがお迎えにきてくれたのでしょう
ぶぅちゃん亡き後、実家の玄関先には毎日カエルが現れるようになったのだそうです
母は「これはぶぅちゃんなの。」と言い、話しかけていました
急に自分がいなくなったら二人が哀しみに耐えられないだろうと、両親が落ち着くまでの間、慰めに来てくれたんだろうと思います
カエルは、秋が深まったころ、姿を見せなくなったそうです
「冬眠したのかな」
「春にまた会えるといいね」
そんな余韻を残しながら上手にお別れしてくれたのだと思います
賢いぶぅちゃんでしたから。
ペットは意味があってその家の家族になるといいます
・お世話はあまりしないけど可愛がる父
・全然懐かれなくて、時に噛まれて大怪我を負いながらも、最初から最期まで献身的にお世話を続けた母
・たまにしか会えないけどレイキを喜んでもらえて嬉しいわたし
どんなご縁があったんだろうなぁ…
今日は2月22日、猫の日ということで
ぶぅちゃんを想って書いてみました
長文でしたが最後までおつきあいくださってありがとうございました( ᵕᴗᵕ )
よかったら他のエピソードもぜひ。
↓こちらはぶぅちゃんの記事一覧です。
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