”第59幕 「POISON」 alfalfa” 『POISON』リ・クリエイション | hana-no-waltzのブログ

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3月に観たダンス作品

『POISON』リ・クリエイション

会場:世田谷パブリックシアター

<演出・振付・出演>
平山素子
<出 演>
河内大和
竹内梓
宮河愛一郎
中川賢
四戸由香

 

6名でのダンス

シェイクスピアを模しているみたいだけど私は雰囲気だけで観た

あまりシェイクスピア知らないし

トゥービー オァ ノットゥービー

って言いながら踊るダンスは面白風味だった

 

河内大和、宮河愛一郎はダンサーだけど俳優でもある

河内大和はむしろ俳優の比重が大きいと思うんだけどこんなに踊れるんだね

中川賢はNoismにいたこともあるダンサー、凄いよね

 

始まりは暗がりに河内大和が椅子に座っていて顔の横に膝下の足が

かなり舞台が暗くて最初、え?どうなってるの?みたいな感じだった

そこからは色々な動き

男女で踊る美しいダンスもあれば、男性が上半身は裸でタイツを履いての

なんかもう笑っちゃうダンスとか

男性が女性を捕まえようとするんだけど女性が逃げるというダンスとか

影絵とのコラボダンスとか鳥とか

 

こういうダンスを見ると人間の身体って美しいなーと思う

自分が動かしたいように体を動かせるっていいよね

床には紙が敷いてあって四隅をワイヤーで持ち上げて形を作ったり

影絵のスクリーンになったり

最後は破いちゃってた

七人で踊るところは絡み合ってもうどうなってんだろうねって感じ

こういう振付を考えられるのもホント凄い

平山素子、昔から名前を聞いたことあるけどいくつなの?って感じだった

鍛えられた肉体は素晴らしい

 

千穐楽だったんだけど終演後はアフトクあり

河内大和はいない日だった、残念

でも音楽を作った人がいて、こういうダンス作品の音楽を作るのは初めてだったらしい

平山素子のなかなかのツワモノであることがわかるアフトクだった

良いものを作るには当たり前なんだろうけどね

曲も踊りも妥協せず作ったんだなーってしみじみ

再演したいけど、人が入らないとこういう作品は作れないこと、重かった

千穐楽だけど空席あり

昨年末観た舞台だけど、同じ劇場での三谷幸喜演出の「日本の歴史」毎日立ち見が出るくらいだった

ダンスだって面白いのにね

これだけすごいダンサーが出演してもこれなんだね

コンテンポラリーって大変な世界だな

それでもきっとみんな踊ることが大好きなんだと思う

再演されたら又行きたいな