西條奈加さんの小説です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240714/01/hana-no-kubikazari/c5/9e/j/o0601080015462797233.jpg?caw=800)
父の転勤に母がついて行って
神楽坂で祖母のおつたさんと暮らす中学生の望、
その夜は友達の彰彦、その後輩の有斗、
幼馴染みの洋平が家に来て
望の手料理を楽しんだ。
夜に有斗を自宅へ送って行った直後に
有斗が家から飛び出してきて
部屋が血だらけで家族もいなくなっていると言う。
有斗の日常が消えてしまったこの時を境に
怒涛の日々が押し寄せる。
①の無花果の実のなるころには短編だったけど
こちらは1つの事件がずっと続きます。
しかも、前作よりもヘビーな内容。
章が進む毎に事態の深刻さが増していくのです。
そして、深刻さが増す毎に目が離せなくなります。
何もかもがハッピーエンドとはいかないけれど
なんとか事件が収まりました。
お蔦さんはいつもカッコイイおばあちゃん!
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