6名の作家さんによる食にまつわるミステリー集です。

 

 

瑛子が疲れて立ち寄ったカフェは、

6年前に退職した後輩のお店で、 

そこはとても居心地の良い場所だった。 

この度仕事をやめて婚約者の店を手伝う同僚とその店に向かうと

、、、近藤史恵さん「苺のスープ」

 

CAの妹亜美が不本意な移動に腹を立てて、

休暇を取って実家に帰ってきた。

迎える姉裕美は実家の蕎麦屋の手伝い、

姉妹なのにまるで似ていない二人の関係は

、、、新津きよみさん「雲の上の人」 

 

 料理教室の一番若い生徒香奈さんが最近欠席続き、 

アシスタントの私と常連の村田さんは理由が気になる。 

靖子先生か謎を解き明かしてくれました

、、、碧野圭さん「はちみつはささやく」

 

定年退職した刑事の主人公は

シルバーパスを使って以前担当した事件にまつわる土地を巡る楽しみを見出した。 

ある時そんな場所の1つでいつもバスを待っているのに乗らない男性に気がつく。

彼はなぜそこにいるのか?

謎を解いたのは刑事の奥さん

、、、西村健さん「バスを待つ男」

 

刑事をしている妻が疲れて仕事から帰ってきた。

在宅仕事の夫は料理を作って待っている。

事件のあらましを夫に語ると、 

案外その場にいなかった人の方が全体を見れるのか、事件解決。 

お礼は私の体で払ってあげる、と妻(笑)

、、、太田忠司さん「ミステリなふたり」

 

目黒でカフェを営む鈴音のところにかつての仕事仲間綾乃から代官山に越してきたと連絡が入る。

【てっく、てっく、てっく?うちに帰ろう、素敵な家。あの人が待っ、あの家に。】

かつて鈴音が作ったこの歌がキーポイント

、、、斎藤千輪さん「京都の加茂ナス」

 

ミステリポイントが最初からわかる話や

 

読んでいるうちにわかってくる話

 

最後になるほど!って思う話

 

いろんなパターンといろんな美味しそうな食べ物で

 

楽しい一冊でした。

 

 

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