誉田哲也さんの小説です。
子供の頃から剣道を始めて、
宮本武蔵を敬愛する剣道少女香織と
中学に入ってから剣道を始め、
自分でも気づいていなかった才能を開花させた早苗、
中学3年の時に出会った2人が同じ高校に進学、
出会ってから、
お互いを認め合う友となった
武士道シックスティーン、
進級のタイミングで別々の高校に通うことになった2人の
それぞれの成長を描いた武士道セブンティーン、
の続編。
高校3年生になった2人と
今まで詳しく描かれていなかった
早苗の姉の緑子や部活顧問の吉野先生、
後輩の田村、
香織の通う桐谷道場の桐谷先生、
それぞれの葛藤と成長が、
香織と早苗のストーリーの間にちりばめられています。
が、
早苗の方に試練が多い気がする。
なかなか順風満帆とは行かない青春物語。