先週のアップに続いての「妖」ですが、

 

今回のは、誉田哲也さんの小説です。

 

 

美形の男女の闇神(やがみ)(≒吸血鬼)、紅鈴と欣治の二人連れは、

 

盗聴器を仕掛けたことがばれてヤクザに袋叩きにされている圭一を助けたことをきっかに

 

彼のアパートに転がり込んで共同生活を始めた。

 

圭一は両親を事故で無くして、

 

幼い妹を養護施設に預けヤクザの情報屋のようなことをしていた。

 

当初紅鈴たちの正体を知らなかった圭一だが、

 

正体を知ったあとは割と簡単に受け入れて、

 

なんだか楽しそうな共同生活を始めてしまう。

 

が、、、

 

圭一に舞い込んだ無茶な依頼に端を発して、

 

彼ら3人の置かれている状況が一変してしまう。

 

姫川シリーズから井岡が参戦、

 

といってもほんの数行。

 

なんだか、ニヤリとしてしまう。

 

だけどね~

 

色んな所で人が殺されていくんだけど、

 

(それがまた誉田さんらしいグロテスクさ)

 

警察も捜査はしてるんだけど、

 

結局その辺は全然回収されてなくて、

 

ちょっとだけ中途半端な気分。

 

このストーリーのその後が描かれた妖の華ってのがあるらしい(先に出版されてた)んで、

 

それ読んだら、ちゃんとつながるのかも。

 

 

 

 

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