こんにちは。ohanaです。

ご覧いただき、ありがとうございます。

 

4歳&1歳の2児を育てながら、

理学療法士として働いています。

 

子どもとの暮らしのアレコレを

綴っていきたいと思います。

 

 

 

お子さんの靴、どうやって選んでいますか?

 

お気に入りのキャラクターのもの、ご兄弟のおさがり、好きな色を一緒に選んで…等々、選び方は色々だと思います。

 

お子さんの成長って想像以上に早くて、すぐサイズアウトしてしまったり、壊れてしまったり←

 

『手頃な値段で大きめサイズを』、『出来ればお下がりで…』という気持ち、よく分かります。

この靴じゃないと履いてくれない!なんてお子さんもいらっしゃいますよね。

 

 

では、実際、どんな靴を選べば良いのか。

理学療法士ママの私が選ぶとしたらこうする!というポイントをまとめてみました。

 

購入する際の参考にしたり、今お手元にある靴のチェックに役立てて頂けたら幸いです。

 

 

 

【知って欲しい】子どもの足の特徴 

 

子どもの足の成長は人それぞれ。個人差が大きい。

当たり前ですが、同じように成長・発達するお子さんはいません。

足幅や足長(かかとからつま先までの長さ)も人それぞれ、体格も人それぞれ。合う靴も違ってきます。何となくサイズだけで選んでしまうと、キツくて履かせにくい、すぐに脱げてしまう、なんてことも。

 

歩き始めは、だいたいのお子さんが扁平足。

扁平足は、踵にある“踵骨(しょうこつ)”という骨が、内側に倒れている状態のこと。見た目上は、土踏まずがべったり床についているように見えます。

つかまり立ちを始めた頃の赤ちゃんは、まだ足の骨の成長が未熟で柔らかく、扁平足であることが多いのです。

歩く量が増え、跳んだり跳ねたり、登ったり下ったり、色々な運動をする中で、足の筋力や支える力が付き、徐々に土踏まず(足のアーチ)が作られていきます。

歩き始めたら、足に合った靴を履いて、沢山歩いたり、遊んだりすることが大切です。

 

足に合わない靴は、成長の妨げになりかねない。

靴の中は見えないですが、私たちは立っていない時と立った時で、足の長さ(サイズ)が少し違ってきます。

理由は、立った時に自分の体重がかかり、足や足指が広がるためです。

およそ0.8㎝前後広がるので、サイズ選びが大切になってきます。

サイズが小さい靴を履いていると、立った時に足が広がるスペースがなく、足指や足の甲が当たって傷になったり、アーチの成長を妨げたります。

逆に大きすぎる靴は、靴の中で必要以上に足が動いたり、脱げないよう無意識に変な力が入ってしまったりします。

 

必要な機能、合う靴は年齢によっても変わってくる。

歩き始めの赤ちゃんの靴と、小学生のお兄さんお姉さんの靴とでは、必要な機能が違ってきます。

土踏まずの形成が不十分で、足の作りもまだまだ柔らかい赤ちゃんは、踵や足底がしっかりして蹴り出しやすいもの。

土踏まずがある程度形成されてきた小学生は、場面によっては軽さや走りやすさ等も考慮しても良いかもしれません。

 

 

 

 

 靴の選び方 

 

サイズは、中敷きを足に当ててチェック!(足長+0.5~1㎝)

まず、靴の中から中敷きを外します

 

ここも一つポイントですが、中敷きが外れない靴は、サイズチェックが難しいです。

靴を履いた状態で、足先をムギュっと押してチェックする方もいらっしゃいますが、中で足の指がまるまっていることもあるので、実はあまり当てになりません。

 

足が浮く高さの椅子や台に座ってもらい、中敷きの踵に子どもの踵を合わせます。

 

足首は直角に!

 

この時、足先に0.5㎝~1㎝の隙間が空いていればOK!

0.5㎝より隙間がないと、立った時に足指が当たっているかもしれません。

1㎝以上隙間が空いている靴は、靴の中で足が動きすぎているかもしれません。

 
 

 

踵(かかと)はしっかりした作りになっているか

靴の踵は、月型(カウンター)と呼ばれる半月状の部分です。踵を支え、靴自体の安定性にもとても大切な部分です。

靴の踵部分を指で横から挟むように触ると、硬くなっているのが分かります。

中から触れた時には、この月型芯(硬い部分)が足に当たって痛くなさそうなのもポイントです。中と外の両方から触ってみて下さい。

 

 

 

靴底が、足指の付け根で曲がりやすいか

人は歩く時に(蹴りだす前)、足の付け根が曲がっています。

手で靴底を曲げた時、足の指の付け根辺りで曲がるかをチェックします。適度な硬さも必要です。

曲がらない、もしくは固すぎるものは、アーチの形成を阻害したり、正常な歩行が出来ずに疲れやすかったりします。柔らかすぎるものは、足の支えとしての役割が不十分となりやすいです。

 

 

 

ベルトで調整して留めることが出来るか(足にフィットさせられるか)

靴を履く時に合わせるべきは、踵(かかと)です。

 

立って、つま先をトントンして履いてしまう姿を時々見かけますが、NGです!!

なぜかと言うと、せっかく踵に合わせてサイズチェックしたのに、つま先方向に指を詰めてしまっては、立った時に足指や足が広がるスペースがなくなってしまいます。

 

靴に踵(かかと)を合わせたら、ズレないようベルクロ(マジックテープ)で留められるものがオススメです。踵がズレなければ、足先には適度なスペースが生まれ、足指が自由に広がることが出来るようになります。

 

 

実店舗・実物でチェック

足のサイズを測れるアイテムもありますが、同じサイズ表記でも、中敷を外してみると靴によってサイズが多少異なることはよくあります。

国産で、JIS規格に準じているものであればサイズは同じ(はず)ですが、そうでなければ、サイズに前後差が出てきます。差が大きいものだと1cmくらい違ってきます。

 

購入するのはネットでももちろん良いのですが、一度店頭や実物でサイズチェック&履き心地(履かせ具合)を確認してみることをオススメします。

 

 

 

 

▪️さいごに

理学療法士ママの私ならこう選ぶ!と言うポイントを書かせていただきました。

基本、大人の靴でも同様です。

サイズアップのタイミングに気付くのはなかなか難しいのですが、毎月月末など、サイズチェックの日を決めて見ていると、気付きやすいですよ。

 

 

 

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【靴】で検索してみてください。

お店に行く時や購入時の参考までに。