6月23日(日)、恵比寿の山種美術館、新宿御苑を楽しんだ後…
帰路は小平駅近くの“あじさい公園”に寄りました
目的は、“セイヨウニンジンボク(西洋人参木)”のお花を見る事です
小平グリーンロードから用水路に沿った“あじさいの小径”を歩きます
もう“秋色アジサイ”の季節になったのですね
“秋色アジサイ”とは、特定の種類ではなく咲いてから日数が経ちアンティークカラーになったアジサイのことです
花びらに見えるガク片(葉っぱが変形したもの)は、花が終わった後にも残って色素が変化する事でアンティークカラーなっていきます
“コムラサキ(小紫)”の可愛いお花も咲いていました
用水路に面した場所に見たかった“セイヨウニンジンボク(西洋人参木)”の樹があります。
咲いていました
綺麗なスミレ色の小さなお花です
葉の形がチョウセンニンジンと似ていることから、セイヨウニンジンボクと呼ばれているそうです
“あじさい公園”に入ります
“テマリテマリ”も秋色アジサイになって来ていました
“ウズアジサイ:別名オタフクアジサイ”
ピンク色のは“おかめ”“梅花咲き”と呼ばれるそうです。
ガクアジサイがウイルスに侵されて、装飾花の縁がくるんと丸まったのを江戸時代に園芸種として定着させたそうです。
どのサイトを見てもこのように載っていたので、何年もそう信じていましたが…
先祖返りしやすいので、この説は信頼出来る説ではないと書いてあるサイトを先ほど見つけました
元はガクアジサイというのも不思議
手まり咲きかなと思ってしまいます…。
まぁ〜どちらにしても可愛いからそれだけで良いかな
少しアンティークカラーになって来ている?
先祖返りして、縁がそり返っていない花びらが下の方に見えます
ヤマアジサイ“クレナイ(紅)”の装飾花が美しい真紅になっていました
ヤマアジサイ“三河千鳥”が、前回見た時よりも咲き進んで…
宝石のように素敵です
装飾花はないのですが、両性花のガク片が大きくて咲き進むと垂れ下がり、その姿が千鳥を連想させることから名付けられたそうです。
静岡県の春野町旧家で発見。
別名:天竜千鳥
以前にもどこかで見たよね〜と思って自分のブログを検索したら…
神代植物公園のあじさい園でした
これからはすぐ近くで見ることが出来ます
ウズアジサイと同じようにこちらもガクアジサイなんです
“両性花が突出し、装飾花となった珍しいテマリ状のガクアジサイ”
アジサイの世界は奥が深過ぎます
見頃が過ぎて、装飾花が下を向いてしまった“クララ”ちゃんもアンティークカラーになって…
それでも楽しめるのがアジサイですね
午後になったので、ハスの花は諦めていたのですが…
咲いていました
アジサイには雨が似合いますね
開きかけの淡い色合いの時期も可愛くて、見頃過ぎてもアンティークカラーで楽しめて…
晴れていれば葉っぱに映る装飾花のシルエットが素敵で、雨に濡れたお花はいきいきとして美しく…
装飾花、真花(両性花)の観察も楽しくて…
アジサイの沼にハマると抜け出せません
家の近くに咲くアジサイは、深い赤色で素敵です
アンティークカラーになったら紫色になって来て更に素敵なんです
季節的にもう少し秋色アジサイを楽しめるかな?
花猫です
読んでいただきありがとうございます