こんばんは!
前回のブログを読んでいただいたあなたは、きっと自分の顔にあるシミがどのタイプなのか、見当がついていると思います。
タイプ別の対策方法の前に、オーガニックスキンケアの基本を大前提として理解して下さい。それは何かというと、
「肌本来が持つ自然治癒力や代謝機能を妨げない」こと
「一時的な対処療法ではなく、積み重ねることで肌を育て、トラブルに負けない予防美容を意識する」
「自分が本来生まれ持っている、健康を伴った天然の美しさを最大限引き出す」
ことに重点を置いているという事です。
その上で、シミや日焼けの改善のためにすることとして、
①「抗酸化・抗炎症・抗糖化対策」を体の内側外側の両面から一年中する。
日焼け止めに過信しない、朝ちょっと塗っただけでシミ予防は本当にできてますか?
②最高の美容液とも言われる自分自身の皮脂の状態を整える、それこそが天然の日焼け止めでもあることを意識する。
人間の体はとても優れています。神秘的とも言えるあなたの体や皮膚には自ら自分の肌を守る力が本来備わっているのです。その自然治癒力や代謝機能を妨げることをやめ、肌を育てると、アレルギーがないどころか、世界にたった一つのあなたに最適な美容液を自ら作り出すことができるのです。
③出来てしまったシミや日焼け肌は、刺激しないことを心掛ける。
まずは予防ですが、できてしまった場合はその後のケアによっても差が出ます。これはシミに限ったことではありません。
④美白成分や活性系植物を活用する。
・ターンオーバーの乱れ・・・・ローズ成分など活性系の植物成分
・肌内部の炎症によるメラニンの大量生産・・・エーデルワイス、カモミール、ゆず種子、カンゾウ根、アセロラ果実、など
・肌の酸化が原因・・・抗酸化系(日差しが強い地域生まれの天然成分、色の濃い野菜など)
・美白成分が不足・・・ハトムギ種子、シャクヤク根、きゅうり果実、シークワーサ、ユキノシタ、紫根、甘草など
<シミの種類別改善法>
●老人性色素斑・・・主な原因は紫外線の影響で、メラノサイトを刺激し続けてメラニンが増加
ターンオーバーの正常化を促すスキンケアに重点を置く。美白系のオイルやクレイパックなど。ハイビスカス、サジー、ハトムギ、レモンなど
●脂漏性角化症・・・ターンオーバーの低下による蓄積や排出できないメラニンの蓄積
一般的には「レーザー治療」しかないと言われています。
老人性色素斑との見極めも難しいです。同様のスキンケア対策をしましょう。
●炎症後色素沈着・・・炎症による表皮細胞へのダメージ
メラニン生成を抑える「チロシナーゼ抑制効果」のあるスキンケア。例えば柚子、スギナ、パパイヤ、レモンバーム、ユキノシタなど。
抗酸化系のオイルやローションの活用。
重要なのは、跡が残った部分を絶対に日焼けさせない事。美白と保湿、UV対策を強化する。
●雀卵班・・・メラノサイトの活性化
レーザー治療が可能ですが、再発の可能性大。美白化粧水の効き目はあまり高くない傾向です。濃くなる原因に紫外線の影響もあるので、「チロシナーゼ抑制効果」のあるスキンケアをしましょう。
●肝斑
レーザー治療は不向きです。「トラネキサム酸」という治療薬で薄くなる事が多いです。しかし、閉経後に薄くなるケースもあります。
主な改善策としては以上です。
普段からシミに予防効果のあるスキンケアを心掛け、必要な成分を十分に肌に蓄えておく、それでもできてしまった場合には、触ったり刺激を与えることは一切やめて、その部分は絶対に日焼けさせない事です。
もちろん内側からのアプローチ・・・食事(栄養)・運動(血流・代謝up)も、同時に心がける事が大切です。
余談ですが、私は筋トレの際、汗をかくたびに(天然の美容液♡)と心の中で呟いています。有酸素運動で体が熱くなると、(血が流れてお肌に栄養運んでる!)と呟きます。
そうすると、トレーニングは辛いですが、やった後は充足感を得られて、満足するんです。
美容は自己満足かもしれませんが、でも自己満足って、手軽に幸せになれて、それって精神的にも健康だな〜と思いませんか?
それではまた。