2024年10月4日 若竹公民館
コロナ以降、こういう会が催されることは無かったですが、今回、さぽさぽコンシェルジュさんも新しくなり、
声をかけて頂きました。
以前から顔見知りの子育て支援者さんとも久しぶりにお会いできました。
西宮市は妊娠して母子手帳もらう時点で、担当保健師さんが決まり、ながく担当してもらえるとのこと。
これは「西宮版ネウボラ」ですね。
ネウボラとは、フィンランド発の子育て支援制度・施設のこと。一家族ごとに一人の保健師が継続して担当し、妊娠から出産・子育てに関するあらゆる相談にワンストップで対応するため、利用者は早期に適切なサポートを受けられる。
以前、私もこのシステムについては市役所にかけあったことありますが、時期尚早だったようで却下でしたが、今、それが実現していてとても嬉しく思いました。
西宮市役所からも何人か参加されており、子育てで悩みのある方を何とかしたいという行政の気持ちはヒシヒシと伝わってきました。
一番びっくりしたのは、ファザーリングジャパン関西理事の阿川さんの講演で、今、少し問題のある家庭を訪問すると、育休中のパパが精神的に参っている方がとても多い。
ママのサポートをしたいが、家事や育児のやり方が合ってないととても怒られる。
子育て支援センターに行ってもほとんどが女性で、居場所がない。
辛い・・・と。
訪問した保健師さんも、パパのケアについてはまだ経験値が浅く、これからどうやって支援すればいいか探っている状態だということです。
企業側は育休取らせることに頑張って、育休取得率も上がってきた。でも、育休とったパパがしんどい思いをしている・・・。
新たな問題が起きるのですね。
パパの育休制度は素晴らしいけれど、各家庭での運用方法がこれからの課題でしょうか。
マムズゾーンも、今までママ支援だけしてきましたが、パパゾーンも検討してみようかしら。