勝間さんの「マナベル」、日本から送ってもらい、プラーンマーケットでお茶を飲みながら、一気に読みました。
”そうそう、そうなんだよねー”、”へぇー、知らなかった”、”それはどうかなぁ?”と様々な思いがよぎりました。心のツボを、ギュギュギューっとあちこち押された感じです。
しょっぱなからツボだったのは、”はじめに”に書かれている「異文化感受性発達理論」について。
ミルトン・J・ベネット
「否定・防御・最小化」という前半の3段階(自文化中心的段階)を経て、その後、さらに「受容・適応・統合」(文化相対的段階)という段階で成長してゆく
勝間さんは、これを国レベルの話とし日本の多様性適応への問題について書いていますが、私はまさに自分自身に当てはめて”なるほど!そうだったのか”と納得しました。
周りに日本人がほとんどいない異文化の中で、なんとも言えない疲労感を感じてしまうのは、まだ前半の自文化中心的段階にいるからなのでしょう。裏を返せば、これから受容へと向かって行けばよりオーストラリアの文化をより理解し、成長して行けるということです。
イギリスや香港に住んでいたこともありますが、この時は日本人Communityにどっぷりつかっていました。それはそれで快適で楽しかったのですが、今振り返ると、「最小化」の段階で止まってしまい異文化との触れ合いが欠けていたのだと思います。
現在のような異文化の真っ只中で仕事や生活をする機会は滅多に無いので、楽しみながらがんばろうと思います。まずはオーストラリアの良い所をどんどん探して行き、ブログにもアップして行きます。
そして、もう1つ大きく押されたツボは最後の方に書かれている「コミュニケーション欲」について。
先日、日本人の出張者の方と、カジュアルな中華料理を食べながら、仕事やキャリアの話をしました。思いっきり日本語が話せて、とても楽しい時間でした。私のコミュニケーション欲が満たされた時間だったのでしょう。
勝間さんの仮説だと、これが満たされないと「食欲」に走るということなので、気をつけなければ。。。
調度来週からNew Zealandに旅行に行くので、温泉でリラックスしつつ”マナベル”をして来ようと思います。
この本をメルボルンで読めて、本当にラッキーでした。
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