関東方面への出張の合間に、
鎌倉に行くことができ、
今回は、長谷寺と大仏様を見に行きました。
長谷寺は、平日にもかかわらず、
多くの方々で賑わっていました。
地蔵堂では
子孫繁栄のご利益がある「福徳地蔵」にお会いしました。
観音山を登ると紫陽花が美しく、
弁天堂の辺りには
匂蕃茉莉の花の香りが甘く漂っていました。
下境内の放生池の先に、
弘法大師参籠の地と伝えられる弁天窟があり、
壁面には弁財天や十六童子が彫られていました。
また、宇賀神もお祀りされていました。
長谷寺には多くの美しい仏像や彫刻、建築物があり、
一帯が壮大な美術館のようでした。
静寂な美の空間で
あらわれては消える感情をただ楽しみ、
精神的な充足感を得ることができました。
大仏様の周りをぐるりと一周して、
中にも入らせていただき、
その大きさと技術に驚きっぱなしでした。
この大仏様の建立には、
きっと数多くの人々が関わったことでしょう。
そのそれぞれの想いを想像しながら、
穏やかな表情や
丁寧に造られた螺髪や
優美な衣のひだを眺めました。
大仏様の周りには、
修学旅行生も大勢おりました。
日本史で習った『鎌倉時代』と名付けられた年月に、
より関心を寄せることができたかもしれませんね。