子は指定校推薦での進学を希望しています

 

子の高校では推薦の基準として、

 

1)赤点がない

2)欠席・遅刻・早退が3年間合計でそれぞれ15日未満

3)無断早退・無断欠課がない

4)特別指導を受けていない

 

かつ

 

5)成績・人物ともに優秀かつ健康な生徒

 

となっています

 

 

子は今のところ皆勤、コロナウイルスワクチン接種とその副反応で欠席した2回以外の欠席はありません

その欠席もきちんと前日に電話連絡しているし、2)3)は完璧

赤点も特別指導もないので1)4)もクリア

 

ただ、子は部活と生徒会に完全ノータッチです

 

それに、子の3年前期の評定はまだ出ていませんが、

1.2年の実績から、3年間の評定はおそらく3.7-3.8あたりになりそうとのこと

…これは優秀な生徒と言えるのでしょうか

選抜に漏れるとしたらその原因はここらへんにありそうです

 

芸術や技術家庭、体育の3がこうなると響いてきますね

入学前からこのあたりは言い聞かせていたのですが、

本人にその気がないと難しいところです

 

ところで、子の高校の指定校の公表は9月6日

進路指導室に置いてあるファイルで生徒が各自確認します

 

子がその初日に進路指導室にそのファイルを見に行ったら、他に生徒はいなかったそうです

まあ、それはタイミングもあるでしょうが

 

で、ファイルを見て志望大学の志望学部の募集があるか確認して、

記載された推薦基準に自分が到達しているか各自でチェックします

 

子の希望学部は工学系のデザイン学科なので、そもそも大学数が限られています

子が希望する都内および近郊で、となると5~6校と言ったところ

子はその中でギリギリ通学も可能な4校を希望していました

 

そのなかの1校は公式サイトにかなり詳細な情報が公開されていて、

指定校推薦に関する詳細は7月にすでに各高校に通知していたようです

 

実際に、近隣の他校では夏休み前に指定校推薦の校内選抜が始まっていたそうで…

この2か月のブランクは何なのか…と母は大いにモヤモヤしていました

 

これほどまでに子の高校の動きが遅いのは、

指定校推薦を希望する生徒が子の高校では毎年十数人だからかもしれませんが、

それにしても遅すぎますよね

せめて前期の期末試験前にわかると、夏休み明けの期末試験への意気込みも変わってくると思うのですが

 

さて、指定校ファイルをチェックした子の話によると、

第1希望の大学は指定校の募集があるものの希望学部での募集がなく、

第2希望の大学の希望学部は必要な評定が4.0以上と記載されていたので無理と子は判断したとのこと


評定3.8で指定校推薦を受けられる希望学科の募集があるのは第3第4希望の大学だけ

必要評定はなんと、第4希望のほうがわずかに高いとのこと

偏差値も知名度も第3希望のほうが上なのに、不思議なものです

 

第3希望の大学はたまたま最近オープンキャンパスに参加して、志望学部が決定したきっかけになった大学

設備を見て「こういうのがやりたいんだよ」と目を輝かせる子に、

30年以上前にちょっとだけデザインを学んでいた母は複雑な気持ちでした

だって、どれも特別なものはなく、ごく普通のものばかりですもの…

大学で学ぶのがこのレベルなのか…と

 

でもね、もうこれは運命だなぁ、と母は観念しました

 

第3希望のこの大学は偏差値はベネッセで58、河合塾ではボーダー偏差値50

子の実力でもちょうど入れそうな感じの大学です

 

というか、ちょっと高い目標の第一志望を目指して滑り止めに受ける感じの大学なんですよね

 

もうちょっとが頑張れなかった子にはちょうど良いのかもしれません

それに今年はコロナウイルス感染症もあるし、

指定校推薦で早めに進学先が決まるのは悪くない選択のように思います

 

指定校推薦希望者は、

高校指定の申込書に、出願日や試験日、推薦条件などを記載して校内推薦会議にかけられます

その校内推薦会議で推薦が決定すれば、晴れて指定校推薦枠で出願できる、という流れです

 

高校指定の申込書には志望理由欄が大きめに取られています

字数にして300字程度

目立った戦績のない子は、この志望理由欄と評定で校内選考されると言っても良いでしょう

 

一方、大学に提出する願書などについては、

指定校推薦のファイルに記載された情報から大学の入学者選抜要項のサイトへアクセスして、

指定校推薦の「募集要項」を自宅で印刷して内容を確認します

出願用の「志望理由書用紙」もすでに自宅で印刷できるようになっています

この志望理由書が指定校推薦選抜では重要な部分になります

ここが雑だと指定校推薦でも落とされる可能性が、ごくわずかとは言え、なくは無い

 

出願用の志望理由書は高校の校内推薦会議用の志望理由欄の1.5倍ほどの文字数が必要です

まず出願用の志望理由書を書いて、その抜粋を校内推薦会議用の申込書の志望理由欄に記載にすることにしました

とは言え、推薦なんて受けたこともない母には何をどう書くのが正解なのかさっぱりわかりません

もちろん子もどこから手を付けて良いのやら途方に暮れています

 

こういう時こそプロの出番

塾に頼ろう、と早速塾へ電話して、志望理由書の書き方についてのアドバイスをお願いしました

そのついでに志望校が変わったことも伝えました

どんだけ塾と意思疎通してないんだか

 

久しぶりに塾へ行った子は30分ほどで帰宅

文章の構成についてアドバイスをもらったので、下書きして明日添削してもらうとのこと

 

さっそくリビングで親子雑談でアイデア出しです

使えそうな単語を出せるだけ出して、それを本人がまとめます

1時間ほどかけて、200字ちょっとの文章を、

アドバイスどおりに「きっかけ」「動機」「目標」と書いていきました

 

翌日の添削は15分ほど、評価もまずまずで細かい修正のみ

さすがのアドバイスをもらったと子は興奮していました

たしかに、その一文を足すと流れも良いし、説得力増すなぁ

おかげで用紙ぴったりに文章が収まりました

 

子が塾へ行っている間に、ちょうど高校の担任から母あてに電話があり、

指定校推薦で良いかの最終確認がありました

週明け月曜日に校内推薦会議用の志望理由書の下書きをチェックして、

火曜日に正式に学校長に提出するとのこと

そのあと校内推薦会議による選考になります

 

休みのはずの土曜日に、高校の固定電話でなく担任の携帯からかけてくるとは意外でしたが、

あとで子に聞いたところ、担任は昨日コロナウイルスワクチン接種で休んでいたとのこと

自宅からあわてて電話したんでしょうかねぇ

 

先週ようやく前期の定期テストが終わってその答案返却がまだです

子は前回までの評定が推薦基準の評定ギリギリなので、合計評定が足りているかドキドキのようです

校内推薦会議は10月4日、うまく行きますように