Haru Hanaでのセッションの中で、子育てに関するお悩みを頂く事も多々あります。
今の子供たちは、一人一人光が高い。
親以上に感覚が高い子も多いです。
だから、親がその感覚について行けなかったり…周りと同じにならなきゃ…と悩まれる場合もあります。
たまには、子供を自分の思い通りにしたい…と考えられてる親御さんも…
子供は、子供の人格 性格があり、その子の人生があります。
日本人は、周りと同じが安心する。
同じじゃ無いと心配する…。
親が子供の時の時代と、今の時代…時代は確実に変化しています。
子供達が感じる感覚も、親の時代とは違う。
子供にとって学校は雁字搦めのエネルギーは、まだまだあるし、何処か縛り付けられている様な感覚もあるかもしれない。
でも人間としてこの社会を生きて行く上で、集団行動を学べるし、色々な人がいる、色々な考え方がある事を学べる。
自分に合う合わないを体験して学ぶ。
同世代の社会を体験して行く。
その中で、理不尽な事もあるかもしれない。
嫌な事、辛い事、人間関係を学ぶ。
躓いたり、傷ついたり、経験しながら立ち上がり、生きる強さを付けていく。
学校だけが全てではない。
子供が出来ない事を、学校のせいにする親もいるけど…家庭での暮らし生活環境が子供に与える影響の方が大きい。
例えば、「子供にお箸の持ち方を学校できちんと教えてください。」と言う親がいるらしいけど…そんな事、赤ちゃんから成長する子育ての段階で、家庭内で親が教える事だと私は思う。
衣食住 朝起きて、家族と顔を合わしたら「おはよう」と挨拶して、顔を洗って、歯磨きして、服を着替えて、朝ごはんを食べて…生活の基礎があってこそ、学校に行き勉強を学ぶ。
子供は家庭内での親の愛、人への思いやり、親の仕草や行動を見て真似する。
又は、成長する過程で親の様ではダメだ…と気づきそうならない様に自分で変えていく。
(気づき行動出来る子ならね。)
子育てに関して、様々な家庭があるから一概には言えないけど…子供と共に親も成長する。
子供から学ばされる事も沢山ある。
今までもそうだけど、これからの時代、益々ひとりひとり生きる力がとても大切だと感じます。
生きる力を付ける為には、失敗や挫折から立ち上がった経験が自分を強くする。
私達が想像出来ない様な事が進化や変化の過程で普通になって行く、これからの時代。
柔軟に時代に対応出来る、生きる力が必要。
どんなマイナスだと感じる出来事があったとしても、それを上手くプラスに変換して受け取れる力。
人のせいにしない。
周りのせいにしない。
流されない。依存しすぎない。
自分の意思をきちんと持つ。
強い精神性も大切だと思います。
実際に生きて行く中で、学校では教えてくれない事も沢山。
政治経済の詳しい仕組み。
お金の流れや税金、経済活動の実践的な事。
年金の現実や社会保険、国民年金 厚生年金などの詳しい事。
社会の福利や困ったら頼れる制度がある事。
お金の運用や投資ついて。
人間の妊娠出産、男女共に身体が変化していく年齢がある事。
また世の中の見方、捉え方を学んだ中での自分はどう考え行動して行くのか。
そして、何より人を思いやる心の大切さ。
などなど…。
社会を経験しながら、気づいて自分で色々調べていく事かもしれないけど、実際目の当たりにしないと知らない事も多いです。
子供にタイミングタイミングでこういう事も社会には、世の中には有るんだよ。と親が家庭内で話していくのも大切だと感じます。
大人になり、様々な情報を知らなかった…が為に、自立し生きる力を持つ勇気、行動力がもう無い(大人になる過程でやった事が無いから)、大人になってから、一歩踏み出す力が出ない場合もあります。
若い時に辛いかもしれないけど、経験する力、立ち向かう力、自分の自立の為に、自分の足で生きていく力を身に付けて行く事が、本当に大切です。
親が子供を甘やかし過ぎた、親が子を自分の思う通りにしたかった為に、子供が大人になった時に、自立出来ずに親や何かに依存し、縋って行くしか生き方を知らないケースもあります。
若い時はエネルギーもパワーもあるし、知らない事、未知の世界にもチャレンジ出来る。
でも…30代40代以降に入ると…よっぽど自分を変えたい!!とチャレンジ行動力がある場合以外は、自分の考え方、行動力、思考の癖を、そして今までの環境を手放して変えて行くのは、よっぽどの覚悟がある場合以外はかなり難しいと感じます。