捨て猫の黒猫と鼻ポチ | Hanaダイアリー

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くろまめ こなつ

今日は私の家族を紹介したいと思います。我が家の愛猫達です。右がこなつ(♀)で、左がくろまめ(♂)です。去年の夏に近くの田んぼに捨てられていました。丁度台風の前の日で、そのままにはしておけなくて連れて帰りました。はじめは、貰い手を探していたのですが、一緒に居るうちにすっかりかわいくなってしまい、2匹とも飼うことにしました。こなつは、活発で面倒見のいいお姉さんタイプです。写真では判りませんが、尻尾がクランクの様に曲がっています。そして、なんといっても鼻と口元のぶち模様が印象的です。女の子なのに・・・。嫌な事があってもこの顔を見ると、プッと笑いそうになります。気まぐれで、可愛い奴です。

くろまめは、こなつより一回り大きいのですが、何をするにもどんくさく、おっとりしています。とても甘えん坊で、うちの旦那さんの事が大好きです。男の子なのに・・・。この写真も旦那さんのお腹の上に居る所です。そしてこのくろまめ、体にウズラの卵大の大きなハゲがあります。生まれつきみたいで、もしかしたらそれが原因で捨てられたのかもしれません。でも、とても優しい子で今まで一度も爪を立てられた事がないのです。私の娘がなでまわしても、ゴロゴロ喉を鳴らしています。私が仕事から帰って来ると、真っ先に出迎えてくれるのもくろまめです。私はこの子にいつも癒されています。

この他にも実家に私が拾ってきた猫が2匹と、犬が一匹。倉庫には餌をあげている野良猫が沢山います。

その子達の写真も今度載せたいと思います。



時々ふと考える事があります。


この子達を捨てた人は、この子達のことを考える事はあるのだろうか?


もしかしたら、誰にも助けてもらえず死んでいたかもしれません。いえ、もしかしたら2匹の他にも居たのかもしれません。脇には堀があり、そこに落ちた子も居たかもしれません。捨てられ居た場所には、こぼれた水とほんの少しの餌が置いてありました。捨てるという行為と、餌を置いていくという行為の矛盾。何をしたいのかさっぱりわかりませんでした。動物の命も、人間の命も同じ位大切なのに・・・。殺してもいい命など絶対に無いはずです。例えまだ目が開いていなくても、生きている事に変わりはないし、痛みも苦しみも感じます。喋れないだけで、一匹一匹に個性があり、感じる心もあるのです。自分がもしその捨てられた動物の立場だったら・・・。とても胸が苦しくなります。そんな不幸な動物達が、一匹でも少なくなる事を日々願ってやみません。

私に出来る事は小さいけれど、せめてこの子達の事は大切にしてあげたいと思います。


偉そうな事を書いてしまいましたが、これを読んでくれた人が何か少しでも感じて、考えてくれたら嬉しいです。この子達の成長の記録もこのブログで公開していきたいと思います。