パーク内を歩いていると
親子連れとすれ違う
ベビーカーに揺られていたり
やっと歩けるくらいの
小さな子とそのパパとママと
ドレスを着て
拙い行進をしていたり
すっかり疲れて
パパの腕の中で眠っていたり
広くて
キラキラしていて
かわいくって
大きくって
なんだってほしくなったのかな
命の短いバルーンも
抱えきれないぬいぐるみも
きっとねだったのでしょう
わかっていても
パパは ママは
買い与えてくれたよね
そうやって
知らない世界を
パパに連れられて
ママに守られて
歩いたのだなと
歩いてきたのだなと
パパだって
足痛かったのに
重たかったのに
疲れていたのに
離さずにいてくれたんだね
ねえ ママ
ありがとうって
こんなときに使うんだ
ありがとうって
こんなときに使うんだ
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"春の歌"UPしました！)