【和訳】♪So Sick / Ne-Yo | 好きな洋楽を和訳するブログ

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洋楽好きな英語下手が「こういう解釈をしたからこの曲が好き」と綴るブログです。
繰り返されるパートは省略しています。
作者、翻訳者様の権利を侵害する意図はございません。

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アメリカのシンガーソングライター・ニーヨさんが2005年にリリースされたアルバムの一曲で

す。アメリカとイギリスそれぞれのチャートで1位を獲得し、その名を世界に知らしめました。

個人的には一目惚れならぬ「一聞き惚れ」した一曲です。本当に歌声がセクシーで大好きです↓

 

 

ニーヨさん本人はこの曲について「自分が駄目にしてしまった初恋」について書いたと仰っていました。誰もが共感できる歌詞です。

 

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Gotta(留守番) change(電話を) my(変え) answering(なきゃ) machine(いけないな)

Now(今は) that(独り) I’m(なん) alone(だから)

Cause(だって) right(僕らは) now() it() says(ぐには) that(電話) we() can’t(出られ) come(ないって) to() the(って) phone(るし)

And() I() know(納得) it(でき) makes(ない) no(けど) sense, ‘cause(君は) you(出て) walked(行って) out(しま) the(った) door(からね)

But(だけど) it’s(それ) the(だけ) only() way(君の) I() hear(を聞ける) your(唯一の) voice(方法) anymore(なんだよ)

 

(「makes no sense」は「納得いかない」という意味ですが

「walk(ed) out」には「認めたくないが出て行った、姿を消した」

という意味があるので

失った恋に対する未練が強く伺えます。)

 

It’s() been(ヵ月も) months(経った), and() for(なん) some(となく) reason(だけど僕) I() justほとんど) (can’t((乗り) get(越え) over(られずに) us(いる)))

And(それに) I’m(僕は) stronger(それより) than(強い) this(しね), (enough((もう) is() enough(山だ)))

No(これ) more(以上) walking(項垂れて) around(歩き回る) with(必要) my() head(ない) down(んだ)

I’m(憂鬱) so() over(なる) being(のは) blue(ウンザリだ), crying(別れた君を) over(思い) you(泣くのも)

 

(今にも吹っ切れそうな歌詞の中に「()」で本音が漏れている印象です。

「I'm stronger than this♪」の「this」が指すものは

過去の二人の絆かな、と思います。

「for some reason」は「何となく」という意味ですが

吹っ切れていないので感情を表現し切れないでいるように感じました。)

 

And(愛の) I’m(歌に) so() sick(気分) of() love(悪く) songs(なるよ), so() tired(するのに) of() tears(れたんだ)

So(君が) done(まだ) with(ここに) wishing(居たらいい) you(のに) were(って願う) still(ことも) here(止めた)

Said(悲しく) I’mゆっくり) so() sick(れる) of() love(の歌) songs(には気分), so() sad(悪くなる) and(って) slow(言っただろ)

So(だから), why can't何でラジオ) I() turn(止め) off(られ) the(ない) radio(んだろう)?

 

(「And」とか「So」が多い点に、言い訳っぽさを感じます。

誰かに訴えているようで、

最後の「So, why can't I~♪」で自問自答に。

結局気持ちを手放せずにいるのは自分と思うと泣けてきます。)

 

Gotta(7月15日) fix() that(印を) calendar(つけてる) I() have(レンダー) that’s(を修正) marked(しないと) July(いけな) 15th(いな)

Cause(だって) since(もう) there’s(君は居な) no() more(んだ) you(から), there’s(記念日) no() more(って) anniversary(無いんだよ)

I’m(ほん) so(とに) fed(飽き) up(れる) with(よな) my(君と) thoughts(君との思い出) of() you(ついて) and(考え) your() memory(僕と)

And(今に) now(なって) every(あの頃を) song(思い) reminds(起こさせて) me(くれ) of() what(全ての) used(曲たち) to() be()

 

(カレンダーの印や曲を聴いて蘇る思い出など

誰もが共感できる歌詞です。

「what used to be♪」は「かつてどうだったか」という

意味になりますが「あの頃」と訳しました。)

 

That’s(そういう) the(訳で) reason(愛の歌) I’m() so() sick(気分が) of(悪く) love(なる) songs(んだよ), so() tired(するのに) of() tears(疲れた)

 

(「That's the reason」がラブソング嫌いを強調しているようで

同じだけ必要としている感じがします。)

 

(leave(構わ) me(ない) alone(でくれ)) leave(独り) me() alone(してくれ) (stupid(バカげた) love(愛の) songs(歌だ))

Don’t(彼女の) make(笑顔) me() think(思い) about(出させ) her(ない) smile(でくれ)

Or(または) having(子どもを) my(持っ) first(たら) child(なんて事も)

I’m(僕は) letting(手放す) go()

Turning(ラジオ) off() the() radio(める)

 

(ここに来て歌詞と「()」の本音と建て前が入れ替わった気がします。

「having my fiest child♪」で、

家庭をもつことまで考えていたのかと思うと切ないです。)

 

Cause(だから) I’m(愛の) so() sick(には) of(気分) love(が悪く) songs(なるんだ), so() tired(するのも) of(疲れ) tears(たから)

 

Why(ラジオ) can’t(を止め) I() turn(れない) off(のは) the(なぜ) radio(だろう)?

 

(結局、最後もラジオを止められないまま。

最初から最後までずっと共感できる歌詞でした。)

 

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当時は「一緒に吹き込んだ留守電の声」が別れた後も相手の声を聞ける手段だったように、現代でも動画や録音した声などを手放せずにいる人も多いと思います。

歌詞を理解するとより深く慰められる、何十年経っても色あせない楽曲です。