薬は毒ほど効かぬ 薬剤師・毒島花織の名推理塔山 郁(著)

 

 

 

 

 
 
 

【内容情報】(Amazonより)

薬剤師の毒島さんは、その豊富な知識を活かし、薬にまつわる様々な事件を解決してきた。
山荘で渡された怪しげな種子の正体とは? ハイテンションな女性が家出した本当の理由は? 
毒島さんはいつものように鮮やかに謎を解き明かし、同僚の刑部さんとホテルマンの爽太を驚かせる。
そんなある日、毒島さんたちが訪れた山荘に関して、新たに衝撃のニュースが飛び込んできて……。

 

 

虹感想

 
薬剤師・毒島花織の名推理シリーズの第五弾
 
 
第一話 『毒消し山荘の奇妙な事件』

爽太は毒島さんと刑部さんの3人でデジタルデトックスを目的とした伊豆半島の山荘へ旅行をすることに。そこで事件に巻き込まれる。「幸運の種子」の正体とは…宿泊客の五月女さんからの謎のメッセージの意味は???➡こちらの真相は第三話であきらかに指差し

 

 

無人島に持って行きたい薬、3つ…というのが出てきて読みながら考えた口笛

私だったら、

カロナール、葛根湯、整腸剤、胃薬、リンデロン軟膏、アレルギー用の目薬

あー3つに絞れないキョロキョロ

 

 
 
第二話『うつの双つの顔』
ホテル・ミネルヴァにハイテンションな女性客晴美が夫のDVから逃げるために家出してきたと長期滞在に。後に担当した馬場さんがうつ病に…晴美の家出の本当の理由は?
 
うつ病と双極性障害が違う病気だということは知っていましたが種類も様々などということが毒島さんの言葉として詳しく書かれていました。
たまたま、最近複数の身近な友人の家族などにうつ病の方や双極性障害の方がいらして、彼女たちのことを思い起こしながら読みました。
馬場さんも心配です。次作でその後が描かれるのかな?
 
 
 
第三話『カンナビス・クライシス』
どうめき薬局に新入りの薬剤師が入ってきた。彼女が引き起こす迷惑行為や嫌がらせは、ホテルミネルヴァに対するもの?爽太が嫌がらせ行為の解決のために動き出す。
 
第一話の事件がここで解決していくのですが、カギとなるのが「大麻」
「大麻」の奥深い内容が書かれていましたが…ミステリーとしてはちょっと中途半端?
毒島さんも今回は脇役的存在?だったような…
5作目にしてネタ切れ気味?と感じたのは私だけ?
 
 
 
次作の宇月さんメイン?の本が手元にあります。ブロ友さんのレビューを拝見して今から読むのが楽しみです(^^♪
 
 
 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました(*^^)v