前回の 回顧録 15 の続きです。
退院の時に担当の部長先生に言われて気になった言葉ですが…。
「現在、手術で採った部分を生検へ出していますが、その結果によっては追加治療も有りますからね」と言われたことです
私が受けた回腸導管手術は、手術時に回腸と膀胱からの尿管を縫い合わせるのですが、その尿管に癌が有ると再発する可能性が有ります。
ですので、縫い合わせる尿管の部分の生検をしながら手術を進めたそうです。私の尿管は生検でグレーの部分が有り、少し切り詰めてから縫い合わせたそうです
ですので、手術して取り出した部分(膀胱、前立腺、骨盤内のリンパ節、精嚢、ペニス内の尿管)の生検をして、癌や疑わしい場合は追加の治療が始まるそうです。
退院して10日後の1月23日に膀胱内に残ったもう片方のステントも抜けました
しかし、生検の結果を聞くまでは安心出来ずに不安な日々が続きました
生検の結果【2023.1.25】
この日は、手術で取り出した内臓等の生検の結果を聞きに行きました。
先生…
「生検の結果、何も見つからなかったので、追加の治療は有りません。ただ、術後の検査は継続して行きましょう。来月の2月27日に採血、採尿検査をしましょう」
とおっしゃいました。
その場で「バンザ〜イ」と叫びたかったのですが、平静を装いました
私…
「有難う御座います。ところで先生。会社の上司から、出社についての注意点を聞いて来てくれと言われています。それと夜勤をやっても大丈夫なのでしょうか?」
と聞きました。
すると先生…
「オシッコの袋を付けている以外は普通の人と代わりません。手術前と同じ生活をして大丈夫ですよ」
と言うものでした。
会社の上司、産業医には「オシッコの袋を付けている以外は普通の人と代わりません。と主治医に言われております」と説明しております。
しかし、さすがに夜勤をやる気にはなりません。
膀胱癌になって判ったことも有ります
40年以上も同じ会社に奉仕して来ましたが、そんなに会社のために頑張る必要が無いと言うことです。
抗癌剤投与での度重なる入院。手術が決まっての入院。と長期に渡って病気で休みました。持っていた休暇が無くなると、当然欠勤となります。
私は60歳で嘱託社員となりました。以前と同じ仕事をしていていますが、ボーナスはは有りません。実質、日給月給なので欠勤した分の賃金は支払われませんでした。
私も63歳。これ以上、会社のために身体に負担を掛けてまで働く必要はないのです。これからはある程度、自由気ままにやって行こうと思います。
ただ…。賃金をもらっている限り、後ろ指を指されないように頑張るつもりです。
今は追加の治療の心配は有りませんが、この先の保証は何もありません。
元気に動き回れる期間がどれぐらい残っているのかも判りません。
膀胱癌が見つかる前に神社巡りなるものをやっていました。一昨年秋、天橋立にある元伊勢籠神社へ行ったのが最後となっているので、その続きを再開しようと思いました。
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旅行も再開します
身体障害者となりましたが、
有り難いことに、それによって気付かされ
たことも有ります。
いちにち一日を大切にして、
生かされていることの感謝を忘れずに、
明るく前向きに過ごして生きたいと思います
でわ…またです