前回の続きです。
いよいよ膀胱鏡検査です。
しばらく待合室で待った後に診察室へ入りました。
看護師さんが私のペニスの先からゼリー状の麻酔薬を流し込んだと感じました。
その後、先生が「膀胱鏡を入れますね」と言い、膀胱鏡が入って来ましたが特に痛みは感じませんでした。
「今、6〜7センチ入ったので、もうすぐ膀胱です」と先生が言った後に…
「あっ…だめだ…」と聞こえたと思います
「これから内視鏡(膀胱鏡)のカメラで写真を撮りますね。その後で説明しますね」と言って8枚ぐらい写真を撮りました。
写真を撮り終えた後に、またしばらく待合室で待たされました。
「あっ…だめだ…」は何だったんだろう たぶん癌だろう
やっぱり、昨年の秋に地元の病院の泌尿器科で「トイレが近いのは歳のせい」って言われたけれど、あれから半年以上経っているし、癌ならば進行していなければいいけれど…。
やっぱり、地元の小さ総合病院は信用できねぇ〜な
情けないやら、悲しいやら…。小さな怒りも感じでおりました
10分ぐらい待った後に自分の名前が呼ばれ、膀胱鏡の検査結果が伝えられました。
先生は「エコー検査では異常が無かったのですが、膀胱鏡を入れたところ、膀胱の天井と言うか上の壁一面に貼り付いた腫瘍が有りました」と言ったので…
私、「それって癌ですか?」と聞きました。
先生は…「内視鏡で腫瘍を採取して生検に出してみないと判断は出来ない。ただ…人相が悪い。たぶん癌だろう。今ならば内視鏡で切除すれば大丈夫なので、来週にでも手術をしましょう」と言いました
私、「膀胱を全摘出することは無いですよね」と言うと…
先生…「膀胱内に平たく貼り付いた癌は、内視鏡で削れるだけ取り除きます。膀胱の壁は薄いので、あまり深く削り採ろうとすると穴が空いてしまう場合が有る。なので慎重にやります。もしも、取り切れなければ再び内視鏡で同様の手術をすることも有ります。他には、BCGを流し込む治療方法も有るので大丈夫ですよ」と言われました。
そんなこんなで、
急遽、1週間後に内視鏡で経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)をすることが決まりました。
一週間も入院することになったので、職場の勤務担当に連絡を入れて何とかその期間の休みをもらうことにしました。