兄の病状が進んでちょっとアタフタして、「そうだドアをノックするのが大事だ。」と気が付き、地域包括ケアセンターに電話して相談してみました。

「病名がわからないので介護認定されないから身体機能が低下していても機能訓練のケアも受けられません。自分たちでやるしかないけどなんせ無気力状態。一緒に散歩や運動をやろうと言ってもすぐに帰る!ですから。」と説明。

すると

介護に至らないようにする三ヶ月のケアコースがあると教えてくれたので申請しました。だけど行政は動きが鈍いからそれまで2ヶ月かかるそうです。それで保険適応外の理学療養士さんの訪問機能訓練というのを利用することにしました。

兄はイヤがった(想定内)けれど説得。

 

病気になって田舎暮らしの妹宅に来ても友人がいるわけじゃないし、畑のおバーバ達の方言はわからないしどんどん社会性を失くしていっています。

趣味のカメラもやらなくなっています。

 

文化的社会的行動が頭の健康には大事です。

 

よくお姑さんを引き取って家事をお嫁さんがやるようになったらボケたと言う話を聞きます。それは間違ったケアですよー。他の仕事を見つけてあげないといけません。

田舎は自律生活で自分で自発的に何か楽しく過ごす訓練が要ります。急に田舎に来ると吉幾三さんの歌みたいになーんもない生活で今まで都会で刺激を受けながら活動していた人には退屈です。兄は、ドーパミンが出ないために無気力になっているので自分で楽しみを見つけて生活するのは無理です。

 

やって来た理学療養士さんは思っていたイメージと違いゴールデン○○バーズの鬼龍院さんに似ていました。

優しく丁寧にやってくれたので良かったです。

左足のふくらはぎの筋肉が減っているそうです。

兄はお金に執着する認知症的傾向がでていて、お金が高いと文句を言っていますが、なんとか説得。

この頃は、毎日、なにか説得している説得かあちゃんです。

また兄に頼んでピサの生地をこねてもらいました。