整体に行こうといっても歯医者に行こうと言っても散髪に行こうと言っても
兄が、「イヤ」とか「後で」と言う返事。
昔NHKみんなの歌で流行った「山口さんちのつとむくん」を思い出した。
つとむくんは田舎に行ってたママが帰って来たら治るのだけど母はもう浄土だから帰ってこない。
ワガババだったので生きていても兄の面倒は見ない気がする。
なんとか歯医者に連れて行ったけどもう怖いからやめますと言って帰って来た。
夕食になって歯が悪いから食べたくないと言う。
本当は歯が悪いから食べにくいと言う意味だったらしい。で、オカンもムッとなり、今日は体調が悪いのにがんばって作ったんだからそんなこと言うな、と言ってしまった。
間違った。
行きたくないなら歯医者なんか行かなくて良かった。歯茎だけで食べているおじいちゃんとかいるから。髪も切りたくないならざんばら髪を振り回してればいいや。
ありのままの自分もなかなか受け入れ難いけどありのまま他の人や家族も受け入れてないですね。
ちょうどお世話になったお寺のご住職が、息子が急に帰ってきてひこきもっているとお手紙に書いてこられたので、おかんは、しゃあしゃあと
「ご住職、あと何年か生きられるかわからんのだから私らは人生楽しんで、子供にはいくらでも気が済むだけ引きこもってたら良いと思ってドーんと構えとったらいいですよ。」と返信してしまいました。
子供って親よりしっかりして賢いのよ。親が知らないだけ。