朝から兄が畑仕事をやり出して嬉しかった。

すこし変化が訪れている様です。

 

兄とフレイル教室へ行きました。

フレイルとは介護にいたらないけどその前の段階だそうです。

 

人と会わない。

出かけたくない。

歩くのが遅くなった。

運動を定期的にしてない。

………これまさに兄の状態。

 

 

坐禅はどうなんですかね。

あの姿勢。ちゃんと修行した禅宗のお坊様は、腰痛がないと聞きます。きっと認知症も少ない気がします。

腹式呼吸は、煩悩から離れやすいと櫛谷禅師が実際体験して思ったそうです。

なんか頭が発火して来た!と感じたら腹式呼吸ですね。

本来ならお坊様は、サンガで暮らすから一人では無いです。お料理や掃除なども作務といって修行で動きますね。

お寺は、大きいから大変ですね。

田舎暮らしも家事や庭仕事が多くて動き回ります。神仏習合で仏壇と神棚、庭のお稲荷さんの水や米などを変えてお祈りしますから。朝飯前に1時間半かかるので田舎の朝飯前って簡単じゃないです。

神仏混合は、空海さんが作ったと聞いたことがあります。中国で仏教も神道(景教と言って原始キリスト教、ネストリウス派、異端とされているキリスト教)も学んで双方捨てきれなかったみたいです。

 

兄の不治の病になっているという思い込みは大病院で検査を受けてそうじゃない事がわかりました。でも、かえって無気力になりました。悲劇の主人公だと言うのは、生き甲斐なんですね。

アドレナリンが出るのかな。

私から見ると燃え尽き症候群に見えます。

よく「頭の中で何かが崩れ落ちていった」気がしたって表現を聞きますね。多分これがアドレナリンが出なくなった瞬間かもしれないです。

仏教は、アドレナリンで元気になるのはオススメしないみたいです。

戦うんじゃ無くて「楽しみ」を見つけて働く様にする。

兄も戦って来たんですね。これからは楽しんで生きてほしいです。

 

仏教は、自分の機嫌を自分で取るのを教えてくれます。長くなったのでやめます。