これまで毎年のように北海道にスキー旅行に行きながら、何故か札幌雪まつりに行く機会に恵まれ無かった。 今年こそはと、昨年末から計画を立て始め、まずはホテルを抑え、ANAのマイレッジフリーチケットでフライトを予約。


早めの予約で地の利の良いホテル、便利な時間帯のフライトが取れましたが、今年は雪まつり期間が中国の春節と重なった為、市内のホテルは何処も超満員、フライトも全く予約が取れない状況だったようです。


中國13億人のパワー恐るべし!!!、何処に行っても中国人の団体様、まるで北海道が乗っ取られたかのように、あのキンキンした耳触りの言葉が飛び交い、瀑買いは当たり前でグルメの瀑食いも驚くべき状態でした。世界経済バブルが弾ける前は日本人もこんな感じだったのでしょうか???


出発日月曜日は4時半起き!!!羽田まで車を飛ばして駐車場にそのままデポ、7:00発札幌行のANAにチェックイン。札幌市内のホテルは雪まつり会場に近いリッチモンドホテル大通。荷物を預けて直ぐに雪祭りにGo!!!


ホテルを出て5分で雪まつりメイン会場の大通会場の3丁目にぶつかります。此処には高さ24m、長さ60m、最大斜度39度のスノボーフリースタイルのジャンプ台が作られており、大会の公式練習が始まったばかりで次から次へと選手が飛んできます。練習とは言えすごい迫力!!!



  


会場内の歩道は踏み固められた雪が凍ってツルツル、転ぶと大変危険なのでそろりそろりと歩く。


会場内には彼方此方にB級グルメコーナー、地元の名産品コーナーが何か所もあって、空腹を誘います。朝早く出てそろそろお昼時、食べ物を一品買うと隣のモルツ缶ビール店で使える100円割引券が貰え、缶ビールが100円になります。マイナス2度の外気温でしたが、缶ビールの良く冷えていた事。


暖かい食べ物と缶ビール、最高でした!!!

  

此れから大通会場を一周しながら、雪と氷で作られた芸術品的な建物、銅像、イベントを見て回りましたが、どれもこれも感動的に良く出来ていて圧巻の作品ばかりでした。


タレントとアナウンサーのトークショーでしたが、快晴の青空と後ろに聳える札幌テレビ塔の方が。。。。


  

この金太郎、桃太郎、浦島太郎の三太郎のTVCM結構笑えますが、それを雪で固めて再現した作品です。良く出来ています。


  

  

今年最大最高の雪像でしょう、陸上自衛隊第11旅団が作った”進撃の巨人、サッポロ襲来”です。

超巨人の躍動感、緊張感、睨まれて恐怖を覚える程良く出来ていました。




  

この大雪像は”さっぽろ冬物語”、シェークスピアの劇場がモデルになっています。右の大氷像は台湾最北端にある浸食によって作られた奇岩”女王頭”(クイーンズヘッズ)を氷で再現しています。


  

この大雪像はマカオにある聖ポール天主堂跡を再現したもので、陸上自衛隊北部方面通信隊の制作。

素晴らしい作品です。


  

昨年2015年末に”来るべ”だったのが少し遅れましたが、数日前に避難訓練中に停電事故も起きましたが、、、、3月26日には開通予定です。魅力的な車体ですね~~~。


  

まだまだたくさんの雪像、氷像がありましたが切りがないのでこれ位にしておきます。


  

ホテルに帰って荷物を受け取り、正式にチェックイン。良いホテルです、リッチモンド。


初日の夕食は娘①夫婦一押しのすし処”ひょうたん”でした。北海道にスキーに行き札幌に立ち寄る時は必ず訪れるというお勧めの寿司屋さん、予約必須です。


エルの字のカウンター席、10名で満席。ちょっと気難しそうな顔をした主人、奥さん、若い板さんの3人で回している、味にうるさい常連さんの隠れ家的な寿司屋さんです。”ご注文は???”と聞いてくれますが、大半は御主人お任せで、”旬で美味しいものを見繕ってください”というと注文完了です。



  

予約した時に2時間でお願いしますと言われたので、まずは生ビール、会津出身の御主人推薦の地酒を頼むと後は自動的に摘みがどんどん出てきます。小皿,小鉢で出てくるお摘み前菜の絶品、美味い事!!!もう結構食べたね~~と思う頃、ようやくお刺身盛り合わせです。マグロは大間のマグロかと思ったら、何と米国ボストン沖で一本釣りされた200Kgのマグロを現地から直送してもらって、寝かしてから使っているそうです。トロけるマグロでした。


最後に漸くお寿司に辿り着きました。一人一巻ずつ、普通の半分ほどの寿司飯の上にちょこんと載っている旬の食材、あまだれの醤油も主人が付けてくれます。うめえ~~~~~~。何を何巻食べたのか覚えていません。


東京にはミッシェランの星が付いた寿司屋がありますが、食べ比べてみたいものです。


夕食後は雪まつりのライトアップを見に行く予定でしたが、寿司で満足、スキップしてホテルに帰りました。