先週はダンナとペキプー「まるこ」と

車で実家のある秋田に帰って来ました。


認知症の為、グループホームに入居して早くも一年。

義母の様子はいつも安定しているわけではなく

いつもなにか心配していなければならないみたい。

それも妄想で色々なことを言っているらしい。

一つ解決しても、また新しい心配ごと。

それのくりかえしです。

もし同居していたら、長男嫁の私は面倒みれただろうか。

きっと、1週間ももたないで逃げていただろう。。。


施設の介護士さん達には

仕事とはいえ、義母のこと毎日面倒をみていただき

頭が下がります。

ほんとうにありがとうございます。



秋田に帰省しても

ダンナの実家は空き家になってしまったので


宿泊するのは私の実家。

私の母も一人暮らし。


なので、私の実家のある潟上市と施設のある男鹿市を

往復するのですが、


気になることが・・・



オオキンケイギク(大金鶏菊)の花です。


この花は国の環境省が定める「指定外来生物」






オオキンケイギク(潟上市天王)

オオキンケイギク(潟上市天王)





道路の横にオオキンケイギクが綺麗に咲いているのです。


2年前にもブログで書いたのですが・・・



外来種であるオオキンケイギクは北アメリカ原産の宿根草。

強靭でよく生育し草丈も1m近くなり

日本に自生する植物を侵食してしまいます。

生態系が変わってしまうので

現在栽培が禁止されている植物

なのです。


「指定外来生物」のオオキンケイギク


恥ずかしいことに私の故郷ではあちらこちらに見かけられました。

観光地男鹿半島に向かう男鹿街道の中央分離帯にも

満開のオオキンケイギクが群生。


これは、市役所の担当の方も部署が変わったということで

知らなかった様子。

メールで問い合わせをしたところ

担当の方から電話をいただきました。


花が咲いているのは6月の今ですが、

直ぐの対応は難しいとのこと。

近隣の市町村とも相談しながら検討してくださるそうです。


綺麗だからと勝手に生えた草花をそのままにして

鑑賞してしまいがちですが、

なぜ国が駆除するように指定しているか

皆さんに意味をよく知って欲しいものです。


私が子供の頃はもちろん、

数年前までは

この花を見かけた事はありませんでした。

それが今では車で走っていて

こんなに咲いているのです。


生態系が壊れているのは明らかでしょう。


ダンナの実家のある男鹿市にも

メールしておきましたが

返事はありませんでした。


観光地の男鹿半島


大丈夫か・・・・・