隔世遺伝なのか、
私はあまり母に似ていない。
特に手先の不器用なところは誰に似たのか・・・
これは私の母が編んでくれた手編みの靴下。
冬に家の中用ですが、スリッパ代わりに履くと
暖かーいんです
足首のところからゴム編で編み始めて
踵のところはどうなっているんだろう
母は私に何目拾って~とか説明してくれるのだけれど
最初から出来ないと諦めている私には
いっこうに頭に入ってこない。
棒針4本使って、
ずーと1本の毛糸で最後まで編むのだから
不思議でしょうがない。。。
母は30代の頃までは編み物をしていたけど、
途中、家の農作業や外で働いていたので
編み物をする暇がなく
80歳近くなった最近、また思い出して編んでいる。
義母に限らず、独居老人の母も「認知症」に関しては
発症しないとは断言できないので
昨年は毛糸を沢山買って母に置いてきた。
並太の毛糸1玉で片足が出来るそうで
買った方が安いけどね。と母は言うけど、
テレビドラマばかり見てゴロゴロしているよりは
頭を使う編み物でもしている方が良いですもん。
一日に1足のペースで編めるそうだ。
そして若い頃、母の年代の人は皆さんそうだったように
着物を縫ったり布団をつくったり、和裁も洋裁も得意で
子供の頃はよく手作りのワンピースなど着せてくれた。
時代は変わり、何でも買える私世代は既製品主流となり
自分で作る必要がなくなった。
私は元々不器用。
母の時代に生まれなくって良かったぁ~(;^ω^A
そういえば、
昨年、母から手作りのお手玉をもらってきたよ。
長方形に切った布を組み合わせて縫っていくそうだ。
中は乾燥させた小豆が入っています。
あぁーあ、
なんで私は母に似なかったんだろう。
ご先祖様を恨んでもしょうがないか
何でも、努力しなさいということなのねぇ~A=´、`=)ゞ