小学3年生の次男と同じクラスの女の子が
今とても厳しい病気と闘っています



脳にできる癌で
発症から余命一年と言われている病気です



だいぶ前から
何かの病気であることは知っていましたが
詳しい病名や容体については
最近まで知りませんでした



去年の運動会に彼女は参加していました
ただ半身が動かしにくいらしく
友だちやお母さんに支えられながら歩いていました



それでもクラス対抗のチーム戦に参加し
クラスの子たちはみなで懸命に彼女を
応援しながら参加していました



彼女はゆっくり歩くことしかできないため
チームが大幅に遅れてしまうことは
誰もが分かっていました



それでも誰一人諦めることなく
最後まで精一杯彼女と共に走り抜いていました



その姿を見て私は涙が止まりませんでした



勝つことには価値があります
 


だけどこのクラスのみんなが、
ただ「勝つこと」ではなく
「みんなで一緒に戦って勝つこと」
を一番に大事にしてくれた、その心が尊くて


そして彼女がみんなと心を合わせて
精一杯頑張っているその姿を見て


涙が溢れたのでした



***




最近になってお母様から
彼女の病状を伺い
予断を許さない状況であることが分かりました



今は自宅で訪問看護を受けながら
療養しているそうです



ご両親の気持ちを思うと胸が張り裂けそうです



彼女は今
意識を保つことが難しく
発話もできないため
コミュニケーションを取ることも厳しい状態
そして嚥下機能が低下しているため
痰や唾液が詰まらないよう吸引しながら
お母様の付き添いのもと生活しているそうです



小さな体で何度も辛い検査や手術を受け
今は大好きな学校に行けず、体も心も
辛い思いをしている



それでも彼女は一日、一日、
精一杯命を燃やして生きている


その姿を思うと涙が出ます


彼女の体調が回復するよう、
そしてひとつでも多くの幸せを
感じることができるよう、祈っています





彼女の事を通して
また、年始の石川県の地震で被害に遭われた方々を通して
命とは本当に尊くありがたいものなのだと
改めて今思い知らされています


息をしている事

ご飯を食べられる事

歩ける事 

話せる事

家族の笑顔が見られる事 

太陽の光を浴びられる事‥

 
何一つ当たり前のことはない


全てが奇跡と言っていいほどの事柄の
積み重ねで今が作られている


だからこの一瞬には
幾千もの奇跡と幸せが詰まっていると
感じています


全てのことに感謝しかないです


***


春馬くんに出会えたことも奇跡


同じ時間を、同じ時代を
生きることができたことも奇跡


作品を見ることができたのも
その歌声を、言葉を聞き
笑顔を見ることができたのも‥


全てが宝物です


感謝です🥲