「ジェジュン、今年のクリスマスどうする?俺、韓国にいられそうだし、どっか行く?」

 

先日の試合でケガをしたユノ。

本気で心配したが、軽いけがだったようで、大事を取って冬の合宿には参加せず、自宅で療養とリハビリの時間になった。

毎年冬は暖かい場所での合宿が行われているので、レアな時間と言える。

 

「どっか行く?って療養期間なんだから、外出ちゃダメだろ。家でゆっくりしよう。俺、料理作るし」

「じゃあケーキ焼いてくれる?いちごのいっぱいのったヤツ」

「ふふ…相変わらず子供みたい事を。いいよ♡焼いてあげるよ」

「ヤッタ!」

 

今年のクリスマスはユノが韓国にいてくれる。

ユノがケガしたのは心配だけど、クリスマスを一緒に過ごせるのは正直…嬉しい。

いっぱい料理作って、部屋を飾りつけして、サプライズプレゼントを用意して…ムフフ♡

 

「リハビリだけで暇だから、俺がクリスマスの準備すんね。楽しみにしてて」

「バーカ、お前はケガ人だろ。俺がやるから。ユノは治療に専念してな」

 

俺は本格的なクリスマスディナーを作る為、仕事の合間を縫って色々調べていた。

七面鳥の丸焼きに挑戦しようかな…ってか七面鳥ってどこに売ってんだろ?

 

ふわりと後ろから抱きしめられ、項にチュッとキスが落ちてくる。

 

「楽しみだ~♡ジェジュン、憶えてる?いつだったか、焼き肉デートだと思ったら、焼き肉屋のバイトさせられたことあったよな」

「え?そんな事あったかなぁ~」←バックレ

「あったよ!まぁ韓牛いっぱい食ったから嬉しかったけど」

「そういやあの店の店主、ユノの学生時代のサイン持ってるってテレビで取材されてたんだよ。ユノに肉を食わせたって自慢してた」

 

ヒョイっと抱き上げられ、机の上に座らされる。

やっとユノとの視線が合って、ユノが嬉しそうな熱い目で見つめてくる。

 

「今年は…いっぱい一緒にいられる。実はずっげぇ楽しみなんだ♡」

 

ペロっと首筋を舐められて、ピクンと体を震わせると、ユノは満足げな顔をした。

 

「ふふ…ジェジュンは首弱いよな…耳も…項も…」

 

優しいキスと、尖らせた舌がジェジュンの好きな所をピンポイントに攻めてくる。

ホントに…ユノ、キスが上手くなった…。

 

「はっ…ぁ…ユノ、ダメだ…って、お前…足が…」

「平気だよ。足に負担掛けないやり方なんて…いくらでもある」

 

ニヤリと笑いながら、ジェジュンのシャツを剥ぎ取り、もう可愛い突起を口に含んでる。

 

「や、止めろって…あぁっ…んんっ…」

「やめていいの?」

「…っく…はぁっ…」

「やめていいのかって聞いてんだろ?」

 

鋭くきつい視線、ジェジュンの体を優しく机に押し倒しながらも、口調はキツイ。

突起を強く摘まみ捏ねながら、はだけた白い肌に赤い跡を残す。

 

「うっ…はぁっ…やめ…」

「ん?」

「やめ…ないで…」

 

ジェジュンはキツク上から押さえつけるような態度をとると、すぐに涙目になる。

まるでこっちがイジメているような錯覚に陥り、俺の性癖をビンビン刺激してくる。

 

「じゃあどうして欲しい?」

「さ…触って。俺の…触って…」

「それから?」

「ゆのの…ゆののを…舐めたい…」

 

真っ赤になって必死で手を伸ばすジェジュンは、歳年上とは思えないぐらい可愛い。

可愛いピンクの唇を思いきり開けて、涙目で俺のを喉奥まで頬張るジェジュン。

ジェジュンの髪を掴み、上から見下ろしてやると体を震わせてゾクゾクしてる。←ドM

 

いざ挿入という所でジェジュンが涙目で訴えてくる。

 

「や…ゆの、ベッド…ベッドがイイ」

 

ひょいとジェジュンを抱き上げる。

 

「ば、ばか!お前、足…!」

「ジェジュンなんか軽い軽い。もっと筋肉付けた方がいいぞ」

 

ドサッとベッドになだれ込めば、ジェジュンはユノの上に乗ってきた。

 

「今日は俺が動くから。ユノは動かないで」

「へぇ~。楽しみだ」

「うっ…うぅぅんっ!お、大きい…」

 

ジェジュンがユノにまたがり、体を震わせユノの太い腕に縋るようにして、腰を振っている。

乱れた髪の間から、大きく潤んだ目がユノを見下ろしていて、ユノをゾクゾクさせる。

 

…おぉいい眺め♡ジェジュンの白い体、…何度見てもエッロ…♡

 

細い腰を掴み、ジェジュンの動きを助けてやるが、深く入ると内ももをプルプル振るわせていて、可哀想になるぐらいだ。が、それがまた興奮させる。

ユノは下からジェジュンの乱れる様子を眺め、ご満悦だったが、ふとある思いが頭をよぎる。

この世には、こんなジェジュンを…見たことがある奴がいるんだよな…。

 

ガバッとユノは起き上がると、そのままクルリと体をひねってジェジュンの上になった。

 

「えっ…ゆの?ダメだった?気持ちよくなかった?」

「逆だ。良すぎてムカついた」

「へ?…あ、あぁぁっ!ふ、ふかいっ!」

 

金メダリストから繰り出される腰のグラインドは、深くジェジュンを貫いた。

細身のジェジュンの下腹が、膨らんでいるようにも感じる。

 

「もっもう…!ダメ!無理ィ…壊れる!」

「ジェジュン…もう他の誰にも触らせない!」

 

そのまま、金メダリストのユノが疲れるまでたっぷり抱かれたジェジュン。

当然ジェジュンはぐったりし、指一本動かすのも億劫だった。

 

「ジェジュン?風呂行こう。連れて行ってやる」

「う~ん…動きたくない…」

「俺に任せろ。全部やってやるからぁ」

 

ベッド以外のユノは、かいがいしくジェジュンの世話を焼き、年下らしく可愛い。

だが、エチが始まるとドS解禁とばかりに、すごく高圧的だ。が、それもジェジュンを興奮させる。←似たもの夫婦

 

「クリスマス楽しみだ~。俺も料理するよ。結構上手くなったんだぜ」

「俺が…やるっていってんだ…ろ…」

 

眠ってしまったジェジュンを支えながらユノは思った。

二人が付き合い出して、初めて一緒に過ごすクリスマス。

ジェジュンのタイプから考えて、自分でクリスマスの用意ってやった事ねーと思うんだよなぁ…。

きっといつだって「姫」で、サプライズされる側だったはず。

仕事も忙しそうだし、無理しなくていいのに…でもそんなところが可愛いんだけどー。

 

 

 

世の中はクリスマスムード一色。だが、会社的にはただの年末。

そして年末は…メチャクチャ忙しい。

だが、俺は絶対に仕事をやり終えて、ユノと楽しいクリスマスを過ごすんだ!頑張るぞっ!

 

「キム部長、日本支社から急ぎのお電話です!」

「キム部長、クレームが来ているのですが…」

「キム部長、トラブルです!いったいどうしたら!」

「キム部長!」「キム部長!」

 

相次ぐトラブルに目が回りそうになりながら、必死で対応に当たる。

徹夜に次ぐ徹夜で、思考も体もボロボロだったが、ジェジュンには「ユノと過ごす楽しいクリスマス」だけを目標に、必死に仕事に邁進した。

 

くっそー!絶対に負けないぞ!今日中に仕事を終わらせて明日は定時で帰る!

明日は…明日こそは、ユノと楽しいクリスマスを過ごすんだぁぁぁっ!!

 

会社に残ってパチパチとパソコンを打っていると、掃除のオジサンが声を掛けてきた。

 

「いやぁ~キム部長、まだ残ってるんですか?クリスマスイブなのに」

「は?イブは明日でしょう?」

「え?今日ですよね?24日って…」

 

ジェジュンはカレンダーを見て驚愕した。

え?え?えぇっ?ウソ!ウソウソウソ!今日24日じゃん!

徹夜して日にちの感覚がマヒしてた!

やっべ―!今何時?

 

時計を見るともう20時になりそうだ。

会社にはもう誰も残っていない。

ジェジュンはダッシュで会社を出たが、クリスマスの用意を何もやってない!

 

「買い物…いや、もう間に合わない!どうしよう。とりあえず、電話を…」

 

ユノに電話すると、ユノは電話に出なかった。

あぁヤバイ…!絶対怒ってるぅ(>_<)

 

 

 

 

 

キム部長!トラブルです!

 

 

 

※※※

あめ限にしませんでしたが、エチくてアツアツの二人♡

昼間のキム部長はみんなに頼られるエリート。

夜のキム部長はユノだけのものです♡