この体験談は本当に怖かったです。
「不気味な男女」
私が中学1年になったばかりのお話しです。
私の中学では
「自然の家 宿泊体験」という行事が
1年生の時にあります。確か9月頃でした。
山の中の宿舎に2泊3日で泊まります。
…1日目はあまり記憶がありません。
…2日目
夕食を食べ終わり、宿舎の館長さんが怖い話しをしてくれる事になり
私達は喜んで体育館へと向かいました。
館長さんが自然の家であった怖い体験談をしてくださり、従業員の方たちも照明を消したり、ドアを叩いたりして私達を怖がらせてくれました。泣いてる女子もいました。
怖い話しも終わり、部屋へと戻る時です
1人の女子が言いました。
「ねぇねぇ、部屋に集まって怖い話し大会しない?」
その話しがでたとたん
「やるやる‼︎」
数人の女の子が手を挙げました。
私はあまり乗り気ではなかったのですが、部屋が私のいる部屋に決まったので
しぶしぶ参加しました…。
部屋は2段ベットが4つあり
8人が寝れる部屋でした。私は、窓側の左側下のベットを確保してたのでそこに体育座りでぼーとしていると
ぞくぞくと女の子たちが集まり
あっという間に部屋は女子でうまりました。
部屋の照明を少しおとし
怖い話しを話せる人から話し出し、私は
「きゃー」とか「わー」とか言いながら
毛布にくるまって聞いていました。
「?」
私の前にいる女の子が気になり、私はその子を見ました。
クラスで1番騒がしい子が大人しいのです。
私はじっと見つめました。
顔に正気があまりなく、笑っているけど引きつっている…
(やば‼︎後ろやばっ‼︎‼︎)
…私には見えました。その子の肩に2人の男女が乗っているのが…
しかも、2人とも顔が半分ありません。男性は顔が血だらけで白い目玉が飛び出ています。女性も血だらけ。顔は血で見えませんでした。
もちろん胴体はなく、その子の肩に
左が男性、右が女性
宙に浮いてるような感じで私には見えました。
私が多分凝視してたのでしょう、その子が私を見つめています。でも声がでないらしくただただ、私を見つめているだけでした。
(どうしよ〜かなぁ〜…?)
考えました。
(‼︎)
私は手を挙げ
「次は私‼︎」
と名乗りでました。
すぐに私の番になり、私は目の前の子を指差しました。
「あっちゃんの肩に今血だらけの人がいるよ‼︎」
「‼︎‼︎‼︎‼︎」
みんなビックリです。一斉にあっちゃんを見ました。
もちろん私もあっちゃんから目を離しません。
みんなが一斉に見たとたん
ふっ、と2人は消えました。
私はほっとして、あっちゃんはバタンとベットに倒れました。幽体は生身の人間が気がつくとだいたい消えてしまうので、みんなが見るようにわざと言ったのですが…
部屋の中は大パニックです…
私達2人に質問の嵐…
「嘘でしょ⁉︎」「何⁈何⁉︎誰がいたの?」
「あっちゃん大丈夫?」「さきちゃん霊感あるの⁉︎」
(さきちゃんは私のあだ名です)
私はみんなを落ち着かせ
「霊感があるかはわからないけど、あっちゃんの様子がおかしかったから見てたんだよ〜
そしたら後ろに何か見えたんで
よくみたら人間ではない人がいたんだよね…」
私はそう話してあっちゃんに聞いてみました。
「あっちゃん、あの時どんな感じだった?」
「…身体が重くてさ…顔は笑ってるけどみんなが何を話してるのかさっぱりわからなかった…
さきちゃんが私を見てたから、助けてって言いたかったけど声が出なくてさぁ…」
あっちゃんは疲れきっていました。
「多分もう大丈夫だよ〜」
私はあっちゃんに優しく語りかけました。
…宿泊体験から1週間くらいたった頃でしょうか?
噂がまわってきました。
昔、2人の男女が私達が怖い話しをした部屋に泊まり
2人は飛び降り自殺をしたそうです。頭は割れていて血が飛び散り胴体はいまだにみつかっていないと。
私が見たのは、その2人だったのです。
(そうかぁー
飛び降り自殺だから、血だらけで目玉が出てたのか〜女の人の顔見えなかったのは
血だらけだったから
顔が見えなかったんだな)
と、その時に色々なことを納得しました。
今でも2人の顔ははっきりと覚えています。
嘘のようで
本当にあったお話しでした。