このお話は
仕事仲間の家で食事をしている時のお話です。

「入れなかった幽霊たち」

ある日
仕事が終わって、夜ご飯はうちでどう?と
仕事仲間に誘われ
私を入れて3人は「食べよう!」「食べよう!」
と誘ってくれたゆうかちゃんの家で
夕ご飯を食べることになりました。

まだ、時間が早かったため
ゆっくり4人で買い物をしました。
カップ麺や、出来上がっている唐揚げ
おにぎりやお茶。 

徒歩で
ゆうかちゃんの家へと足を運びました。

「汚いけど上がって」
ゆうかちゃんに言われるまま3人は
「お邪魔しまぁす!」
遠慮なく上がらせてもらいました。

部屋は2階建ての1番はしっこの部屋。
ワンルームで
入ってすぐ、右手にはキッチン。
左手にはお風呂とトイレ。
リビングがすぐに見渡せ、大きな窓が1つ。

ゆうかちゃんは
水色のカーテンを閉めながら
「テキトーに座って」
そう言うとキッチンで、お湯を沸かしたり
お皿を出してくれたりしてくれてます。
もちろん私達もお手伝い。

ご飯を食べる準備ができたので
4人で会社の愚痴など言い合い、夕食を食べました。

夕食が終わりコーヒーを
飲んでいた時です…

「コンコン」
ドアをノックする音。

私はドアを見ました。

「とうかした?」
ゆうかちゃんが言います。
「今、誰かこなかった?
ドアの音が聞こえたんだけど…」

「?」
みんなには聞こえなかったらしいです。

ゆうかちゃんが立ち上がり
「開けてみようか?」
玄関に近づきました。

「ダメ‼︎開けなくていい‼︎」

私の口からついこんな言葉がでました。
何かある…


…やっぱりか…
窓の外からお経が聞こえてきます…
1人ではなく数人の声です…

だんだんとお経の声が私に
近づいてきました。


(ごめんないね。私、あなた達に
何もしてあげられないの。だから違う人の所へ行ってください)
恐怖でしたが
必死で心の中で言いました。

気がつくとお経は聞こえません…
 
3人が私を見てます。
「大丈夫?…顔色悪いよ…」

私は
平気だとみんなに伝えました。

それから
また4人でしばらく楽しい時間を過ごしました。

…もし…
あの時
ゆうかちゃんがドアを開けていたら…
私は考えたら
ゾッと鳥肌が立ちました…
多分
幽霊たちは部屋に入っていたと思います。
部屋に入れなかったから
窓から
必死で入ろうとしていたんだとおもいます…
カーテンが開いていたら
見えてたかもしれません…

何が目的だったのかは…
…謎のままです