この症例に出会って数年が経ち、カンファレンス、学内症例報告会を経て、今日の2024年度全日本鍼灸学会学術大会@仙台を迎える事ができました。
学校の成績も悪く、勉強が嫌いだった自分にとって、学会発表なんていうのは頭の良い人たちがする別世界の話だと思ってました。
「科学とは、人類共通の財産作りである」
20年ほど前、柔道整復師養成学校の恩師の先生が講義中にそう仰っていたのを思い出します。
この2年間ご指導いただいた先生方に、心から感謝いたします。
まだまだ発表しなきゃいけないことがたくさんあります。
いつかは論文を書いてみたいなぁと思いますが、それはもう少し先のお話。
やってきた事に自信を持ちながらも、それが全てできている、正しいと勘違いするセラピストにならないように。
結果に対する正しいエビデンスを持って施術を行えるように、この学びを続けていきたいと思います。
自分の体を使って、1型糖尿病患者に対する鍼治療の経過、みたいなのやってみようかな。
先月末から、名古屋→東京→フランス→中国→仙台と、毎週末違うところにいたけど、あと3周は東京の自宅に。
大仕事は終わったけど、また次の大仕事のために少しだけ休んで駆け抜けます。