1年で一番憂鬱な日は、やっぱりこの日かな。
きっと、劇症で発症した人は、少なからず似たような思いをしてるだろうし、年に1回思い出すんじゃないかな。
「劇症」って言葉が示すように、強烈で急激に悪化する時間でした。
苦しかったなぁ。
それは、4年経っても変わらず記憶に染み付いていて、あの時のことは色付きで思い出せるくらい。
断片的な記憶だったからかな?
目が覚めるたびにトイレに駆け込んで吐いて、飲み物を飲んで、なくなったあとは水道に口をつけて飲んで。
夜中にジュースを買いに必死で出かけたんだよね。
救急車に乗った後、CTを撮ってる時に目が覚めて、その後は点滴とかカテーテルを刺される痛みで目が覚めて、口の中から唾液が全くなくなって、歯と舌がくっつくくらいの口渇。
次に目が覚めた時には、ベッドの隣に両親の姿。
辛かったなぁ。
だめだ、泣けてきた。
でも、4年経って思うことは、去年と同じで、以外となんとかなるもんだなってこと。
もちろん大変だけどね。
600オーバーもあれば、40アンダーもあるようなジェットコースターな血糖値は、できればしたくないし。
あとは、今年40歳になって、結婚したいなって思ったけれど、そこが未だに積極的に動けないのがちょっと辛いかも。
どうしようもないことだけれど、どうしても引け目に感じちゃうのは、自分の性格かな。
また1年後にこうして振り返った時に、素敵な人と一緒にいられたらいいなと思う今日この頃です。
このブログを書き始めたきっかけは、最近1型になってしまった人や、今この時に劇症で発症した1型の人に思ったことを伝えたかったから。
言えることは一つだけ。
不安な気持ちになることはしょっちゅうあるけど、大丈夫。
4年前に自分が見ていた病室の天井を、同じ気持ちで見ている人にそう伝えたい。
暗くて狭くて一人でも、どこかに光は見えるから。
あの夜の写真を今見てみると、そんな風に思えるね。
きっと治る病気になると信じて、夢を諦めないで頑張れば、大丈夫。
だから僕は、2020年に夢を叶えるために頑張ります。
今この時を不安な気持ちで過ごしている人が、希望を持てるように。