「医学インテリジェンスある分、飲み込みが早い」

いつだったか友達にそう言われました。




僕は柔道整復師という仕事をしていて、整形に長いこと勤めてました。

当然、外傷障害なんかには理解があって、そこそこ詳しいわけです。
 
「患者さん」の近くにいて、それこそオペが必要とか、高校最後の試合に出られません、なんて人も見てきたから、それが自分のことになっても感情移入しやすかったのかもしれません。



「オペしないと治りません」

って言われると、そりゃあ凹む。

人生で数回しかない大きなイベントだしね。

「でも、やらなきゃ治らないならしょうがないっしょー」

ってすぐに思えるのは、知識と経験があるからなんだと思う。



IDDMは治らないけれど、

「しょうがないっしょー」

って思えたのは、

「知ってた」

っていうことが大きいんだと思う。



病気や怪我なんていうのは、怖いし不安だけど、それは、

「病気や怪我に対する知識と経験のなさ」

それが元なんじゃないかな。

もちろん知識があってもしんどいことはしんどいんだけどね。

でも、プロ患者になっちゃえば、それなりにしんどさは減ると思ったりもするよ。