こんにちは。飯田陽子です。

 

5月は3週にわたり、さいたま市立白幡中学校の1年生全7クラスに、『アンガーマネジメントゲームfor tenn』を使ってゲームをしながら、アンガーマネジメントをお伝えしてきました。

 

4月の講演会に続き、今度はゲームで遊びながらアンガーマネジメント、怒りを感じた時にどうすれば良いのか、どう考えたらよいのかを学びます。

 

7クラス、それぞれ特徴があって、

「ゲーム」と聞くだけで「イェーーーイ!!」と盛り上がるクラスもあれば、「何が始まるんだろう」と静かになるクラスもあって面白い!私達講師もワクワクしながら進行しました。

 
このゲームは、怒りを感じる出来事が起きた時に、その怒りに対してどのくらいの温度をつけるかを考え、回答者の温度を予想して当てるというもの。
「えーー!マジで?」
「え?怒らないの?」
「ああ、あるわこれ。」などと、いろいろな声が飛び交います。

 

 

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ゲームの途中には『トークタイム』があって、怒りに対する考え方や意見をグループのメンバーで話し合います。

このトークタイムがこのゲームの醍醐味。

様々な意見を聞くことで、自分との価値観の違いや怒りの対処法を考えることができるのです。

 

今回も授業後に、生徒さんに感想を書いていただいたので、一部をご紹介します。

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ダイヤグリーンゲームで楽しくアンガーマネジメントを学ぶことができて良かった。

ダイヤグリーン人によって考え方が違うので、自分の考えを押し付けないで相手のことも考えていきたい。

ダイヤグリーン人それぞれ感じ方があって難しいけど、面白いと思った。自分の意見もしっかり持ちながら相手の意見も尊重していきたい。

ダイヤグリーンよく考えてみたら大したことなくて、そこまで怒らなくていいことがあるとわかった。

ダイヤグリーン自分がどんな時に怒りを感じやすいかが分かった。怒りのレベルを知ることで、今後怒りを落ち着かせるのに役立つ。

ダイヤグリーン先にできることを決めていたら、反発しなくて、他人を傷つけなくて済むと思う。

ダイヤグリーン怒った時の行動の選択肢が広がったと思った。

ダイヤグリーンこれからも自分の感情を大切にしていきたいと思う。

ダイヤグリーン自分のことは自分でやる。自分の感情は自分にしか動かせないから。

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50分の授業はあっという間。

その中でもこれだけたくさんの気付きを得てくれた子ども達。
これからの人生において、イライラすること、上手くいかないことがたくさんあると思いますが、今回の授業が子ども達の生きるヒントにつながればいいなぁと心から思います。

 

 

4月の講演会、5月のゲームの授業の実施にあたり、白幡中学校の先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。ハート

 

またゲームの授業では、私が所属する日本アンガーマネジメント協会の仲間の講師にもたくさんサポートしていただきました。
小尻美奈さん、山口美紀さん、八巻仁子さん、加野おりえさん、ありがとうございましたラブラブ

 

 

控室ではリラックスルンルン 対面で集まれたのも嬉しかったです!!