大切な人のひとり

その姉が今までずっと縛られてきた
ことから解放された

当の本人も変化を感じていて
当の本人以上に
私は姉のすごく変わったところを
発見する

解放されたその日
「良かったなー!♪♪」
と伝えた


でも
本当の心からの喜びは
後からじわじわ溢れてくる
ものもあることを知った


ここ数日
不平等さ ということに対して
向き合っていた
未だ親のせいにしている自分もいた
人が羨ましく思えたり
けれどそんな時は
相手の光しか見ていないのだと
言うこともわかっている
羨ましさが頭を占領せぬように
いつも自分に問う

じゃあその相手と人生代わってみる?

そうすると瞬時に
自分が全て選択してきたのだ
というところに戻れる
がそれでも
ここ数日はきつい

私は嫉妬している
それは私が一番大嫌いな私
そんな自分と向き合いながら
その中に
姉が制限から自由になり
輝く姿をみて
心から

本当に良かったね
本当に良かった
何度も何度も心がつぶやき
涙が溢れる

そんな私もいる


嫉妬する嫌な私
涙が溢れるほどに大切な人のことを
喜び幸せを願う私

両極端なものが同時に存在していて
どうしたら良いかわからない


この際だから
バランスを取ろうなどとはせず
しっちゃかめっちゃかな様子を
見守ろう

きっとそのうちちゃんとまとまるよね