ど~も~!みなみです!!![]()
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今回はですね~…前々回の記事で予告しておりました、
「眼高手低(がんこうしゅてい)の乗り越え方」についてのお話でございます!!![]()
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いえね、ホントはこの話、こないだの土日に上げようと思ってたんですが…
裸でサスペンダーの男と、踊り狂うオタクによって時間を絡めとられるという予想外の事態がありまして……ww←別に頼まれてません。勝手にやっただけですw![]()
楽しかったですwww![]()
ではでは、「眼高手低」について一応、おさらい!!↓↓
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眼高手低(がんこうしゅてい):
目は肥えているが、実際の技能や能力は低いこと。知識はあり、あれこれ批評するが、実際にはそれをこなす能力がないこと。また、理想は高いものの実力が伴わないこと。(goo辞典)
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……はい。まさに私www
かいつまんで言うとですね~…
短編が苦手でろくにかけないくせに、うんちくばっかり詳しくなって、
「自分の作品がつまらなくてつまらなくて仕方なく思える症候群」に陥っていたわけですよ…![]()
いや、実際問題面白いものをいきなり書くなんて難しいんだから、「つまらない事」に関してはある程度しょうがない!!
問題は、「つまらなく『見える』症候群」ではなく…
「つまらなく『思える』症候群」であるという事…!!
つまり、
そもそも作品を書けていない、形に出来ていないという事です…![]()
「今はつまらなくても、これから面白いものが書けるようになるために、どんどん形にしていこう!!」という
私らしい前向きさがまったくもって影をひそめてしまい…
実際に形にする前にテンションが下がり切ってしまい、プロット(シナリオ)を書く手が長い事止まってしまっていたのですよ…!!![]()
どんな感じかと言いますと…↓↓
書こうと思っている話に、納得のいかない箇所がある
↓
書 き た く な い
↓
別の話を考えてみる
↓
その話にも納得のいかない箇所が出てくる
↓
書 き た く な い
↓
また別の話を……
……以下、これを
エンドレス!!!![]()
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ボツ案ばかりが増えていく>▽<;
……皆さん、思いますよね…?
いいから、書けや!!と。。。
最初なんだから上手く書けなくて当たり前だろう!
とにかく書いて形にしなけりゃ直すことも出来ないし、
人にアドバイスを頂くことも出来ないし!
書かずに悩んでたって時間ばっか過ぎてくだけだし、
下手だろうが、納得いかなかろうが、
とにかくまず形にしなさい!!
と………!
ホント、
まったくもって仰る通り!!![]()
今の私も、一言一句違わずそう思いますし、
色んな方からまったく同じアドバイスを何度も頂きました!!
当時の自分だって、「それは、そうだよな…」と、よくよく納得はしていたのです。
そりゃぁそうだ。そうに決まっている。
わかっているのに………
書 け な い ………orz
この感覚、分かる方いらっしゃいます…?^^;
少しでもいいものを書きたい、と思っている自分がいて。
自分が書こうとしている作品には、いくつか「アラ」があることが分かっていて。
でも、その「アラ」を直す術が分からなくて。
自分が思いつく範囲の「直す術」にはある程度の尺が必要だったりして。
最終的に「P数が足りないから無理!!」ってなったりして……。
んで、「少しでもいいものを書きたい私」は、
アラがあることを分かっていながら、それをそのまま形にすることが許せないのです…!!!![]()
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せめて、今の自分が納得するものを書いて、その上で、それをさらに良くするためのアドバイスをもらうんじゃないと意味がないんじゃない?!
自分がダメだと思っているものをそのまま書いて、「ここはダメですね」「ですよね~、知ってます」っていうやり取りに…
何 の 意 味 が あ る の?!
……って、思ってしまっていたワケです…![]()
そこに輪をかけてやっかいなのが、例の「眼高手低」。
「自分が納得するもの」への要求が、今考えると、実力に対してまぁ~~高い事高い事!!
私の場合どこまで眼が高くなっちゃってるか、っていうと…
スカイツリーのてっぺんレベルwww
もう、自分がこれはダメ!って思っちゃったらダメ!!!
先生が「大丈夫ですよ」って言って下さっても、自分が納得いかなかったら
もうダメ!!!
もう、まさに
プライド高すぎ、高杉くんですわwww
……ふふ、ちょっぴり意外ですかね…?!>▽<;
いつもの私でしたら
こんなんですもんねぇww
リア友さんからもよく
「お前にプライドはないのか」って言われますwww
し・か・し!!!
実は、私にはこんな側面もあったのです…!!!
↓↓
何様wwwww
超!!大物映画監督に喧嘩を売るド素人![]()
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その辺も良く知る友人からは
「天音ちゃんはホント頑固だからね~…!!」
「そういうプライド、捨てた方がいいよ」
……というコメントを頂くことも時々、ございます>▽<;
Σあ!そこの方!!引かないで!!帰らないで~![]()
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人間、誰だって裏の顔の一つや二つ、あるでしょ?!![]()
ねっ?!?!
……とまぁ、こんな具合に
目線はスカイツリーの高さから全てを見下す愚かさっぷり……
あ、あほや……
対して、手がどの位の位置にいるかと言えば……
ミミズと一緒に、地面の上と地中の境目あたりを這いつくばってのたうち回っている感じww
ラララど素人~~~![]()
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高低差、634m+α!!![]()
よって、
こういう「目」と「手」の綱引きで一歩も動けなくなるわけです…![]()
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この差を埋めるのは容易ではない…!!!![]()
皆さんのアドバイスを聞いて、それはそれは一生懸命、
高すぎる目線を下げよう!下げよう!!と必死になって下げた所で……
まだ東京タワー位の高さはある、みたいな…![]()
東京タワーの高さから、地面でのたうち回っている手を見下ろそうとした所で……
許 せ な い www
ああぁ……困った、ホント………![]()
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漫画を描きたい!お話を描きたい!!
描きたいのに…!!!
あまりの「理想」との差に
形にしようとした瞬間、
ものすごい勢いでテンションが吸い取られて、
手が1ミリも動かなくなる……
いや、マジな話、怖いです、ホント![]()
しかも、ですよ…!!
せっかく色々な方が、私を思って、本当に親身になってアドバイスを下さっているのに、
「何でもいいからとにかく書いた方がいい、って事、
私だって分かってるよ…!!
分かってるけど、書けないんだよ…!!
だから困ってるんだよ…!!!![]()
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…誰も、この気持ち、分かってくれないのかな……
」
……っていう、
勝手に、自分で自分を孤独に追い込むといういらんオプションまでついてくる訳です![]()
……バカですよね^^;
ホンットにバカだな~……って今となっては思いますが。
メンタル的には相当追い込まれていたように思います…><
「自分には才能がない」っていう発想に至るまでの
秒読み入りました!!って感じ……![]()
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これでは、イカン…!!!
ここから抜け出すキッカケを作って下さったのが、
またまた、我らが真魚子さん!!!![]()
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……ただ、今回はなんというか、
大層申し訳ない展開と申しますか…>▽<;
失礼極まりない展開の中での出来事だった訳なのですが^^;
結果的に本当にホンッッッットに助かりましたよっ!!!![]()
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……というお礼を込めて![]()
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いきさつを書かせて頂きます!!![]()
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いつもは、わりと「天音ちゃんが納得いかないんやったら、違う話考えてみたらええんちゃう~?」
と言って、一緒に色々お話考えて下さったりしていた真魚子さん。
ただ、その日は違いました…!
真「私も色々考えたんやけど……
多分、今の天音ちゃんがどんな話を考えた所で、
結局同じ所でつまづくと思うんだ~。
だから、納得いかなくてもいいから、
とにかく書いてみてごらんよ~」
天「(……!! 真魚子さんまで……!!)」
真魚子さん、すごく丁寧に、ヴァイオリンに例えて話をして下さいまして…。
大人になってからヴァイオリンを習うと、プロのCD音源に慣れてしまった耳で自分の音を聴くので、「こんなの違う!自分はヴァイオリン出来ない!!」と思ってしまう弊害もある、という話や…
「習い始めたばかりのヴァイオリンをプロのように弾こうとしてるんじゃない?」という話などなど…
私も、「どうすれば、そのいらないこだわりを外せますか(泣)」なんて聞いたりもしながら、話をして頂きまして…
真「ヴァイオリンは一週間練習して、週に一回見てもらって直す、を繰り返す。
絵もシナリオも、「見てもらっては直す」事をすれば、一人で悶々と悩んでいるよりはるかに上達が早い。
まずはとにかく見せるものがないとね^^」
天「ううぅ、しばらくは自分の駄作に苦しめられるしかないですね…![]()
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」
真「それが今の実力だよ。それでいいんだよ」
やっぱりそれかぁ~~!!![]()
書けないんだけどなぁ……無理矢理にでも書くしかないのかなぁ~……。。。
なーんて、また内心グズグズしてた所で……
真魚子さんからこんな一言。
真「(ヴァイオリンは)練習しなかったらレッスン行きたくなくなる。それと一緒だな^^」
真「一週間何してたの、って怒られる。
書かないと、見せられない……」
……と、ここまで読んだ時に(スカイプのチャット形式でおしゃべりしてました)……
私の中で何かがブチ切れまして![]()
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(以下、ブチ切れ中の為、大層お下品な言葉の数々が並びます、お気を付けあそばせ![]()
)
天(心の声)「……そういう、『サボってる』とかとは違うんだよ……!!
こっちだって書きたいんだよ!!いいもの書きたいって必死なんだよ!!!
んもう、皆して、『下手でもいいから書け』って言うけど…
私がどんだけいいものを書きたくて、
でもどんだけヒドいモンを書きそうになってるか、知らないから言えるんでしょ?!?!
…じゃぁいいよ!見せてやんよ!!
私の作品がどんだけダメか、書いて見せつけてやる!!!
それでも同じ事が言えるかどうか、目ん玉かっぴろげてよ~く見やがれッ!!!」
はわわわわわ、お目汚し、大変失礼いたしましたッ!!!![]()
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んもう、どなた?!突然お下品な言葉遣いをなさる方は…!!もぅっ!!![]()
…とまぁ、こんな具合にですね……
予想外過ぎる形で、「書いてやんよスイッチ」が入った訳です
そんなんかー!!!
ぶるぶる震える手で、真魚子さんにもスカイプでそのまま意思表明。(↓原文ママ)
「分かりました。とにかくもう無理矢理ストーリーだけ進めます」
「つまんないものかきますj」
「みせられないれべるのものかきますj」
「かきます」
「かくだけかきます」
「もじだけうめjま」
「梅🅼那須」
「埋めます」
「落ち着け自分w」
ホントだよwww
何だ、梅🅼那須、ってwww
…という訳で!!
スイッチ切り替えて、冒頭だけ書いてボツにしていたシナリオの続きから書き始めます。
ダメな冒頭だっていいんですよ…
だって、ダメなものを見せつけてやらないといけないしww
むむ、ここのセリフは難しいぞ?!説得力出さないと…
でも、流れに違和感がなきゃ、いっか★
だって、ダメなものを見せつけてやらないといけないしwww
……とまぁ、自分の中で、ハードルを下げるどころか「むしろダメなもの書いてやる!!」っていう姿勢で書き始めましたら、意外なほどすらすらと筆が進みまして…
手元には、そりゃぁ天才的に素晴らしく書けてるわけじゃないけれど…
思っていた程ヒドくもない……
等身大の、今の自分の実力そのままの作品が完成しておりました
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……今まで、絵の練習等でも「少しでも、いいものを描いてやる!!」って、自分の限界を超えようと必死になってやっていましたが。
「眼高手低」になっている時は、むしろそれは逆効果!!
いっそ逆に突き抜けて、
「ダ メ な も の を 描 い て や る」…
この位の姿勢になって、ようやく、
「目」が「手」の高さまで降りてきてくれるんだろうな~!!と思います![]()
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さて。そんな姿勢で書いて完成したシナリオを、さっそくTさんに送ってみました所…
T「驚くほどよく描けていました。本当に、びっくりしました。
もっと不手際が多くあると思っていたのですが、ページさえ許せばこのまま描いてもいいと思えるような内容でした」
……Σ
ほ、本当ですか?!?!
うわあぁぁぁあぁ~い!!!![]()
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あ、ありがとうございます!!!![]()
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……な~んだ、こんな事なら、さっさと書いておけばヨカッタ!![]()
←だから言ったじゃねぇか!!!![]()
(←皆さんの心の声ww)
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…いや~、それにしても本当にウレシ
T「しかし、いかんせん、長すぎます。
上記しましたが、全体の行数が290行あり、これは漫画50ページ分のボリュームです」
Σ
ご…50ページ?!?!
わ、私16ページ描こうとしてるのに…![]()
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2,3ページ位はオーバーしてるかな~、なんて思ってましたが…
まさかそこまでオソロシイ事になっているとは…![]()
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…と、ここまでが前々回の記事位までの進捗でして![]()
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その後、Tさんから「がっつり削り例」を送って頂いたり。
それを自分が書きたい方向に整えたりして…
(この辺も、一度壁を乗り越えているので、あまり悩まずさくさく進みました★)
実はもう、
シナリオ完成しております!!![]()
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今は、ネーム作業に突入しております!!!![]()
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…と言っても、ブログばっかり書いててなかなか本格的に進められていないのですがw![]()
いつも応援して下さっている皆様…!!
ここまで来られたのも、皆様のお陰です!!
本当に本当にありがとうございます!!!![]()
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引き続き、ネームをせっせと描きつつ、また気付いた事等ありましたらご報告させて頂きますね!![]()
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また次回!!


