どうも、お久しぶりに書きます、ハム夫です。


東日本大震災などたいへんなことがいろいろありましたが、

今後も「旅人」を続けていくというつもりで書きます。


今回は、旅行の2か月前にチケットなどを手配していたのですが、

その直後「霧島・新燃岳」の噴火となりました。


旅の伴侶である妻と相談しました。

本当に今行くべきか、を。



私たちが行くことを決めたのは、霧島のホテルの必死のメッセージ。

「私たちは大丈夫です。是非お越しください。」


観光業で飯を食っている(食っていた)ふたりとしては、

たとえば中越地震の際の、佐渡の風評被害による観光客激減などを

目の当たりにしておりました。



私たちは行くべきだと判断しました。

私たち旅行者が行って楽しんでわずかながらお金を落としてくるべきだと。






ということで、誕生日である2月20日。

羽田からスカイマーク301便で鹿児島へ。


空港からはレンタカーで東九州自動車道から国道220号の

東周りルート(陸続きの方)で桜島を目指しました。



途中は、鹿児島の有名な産物である「黒酢」の壺畑(この中で何年も熟成させる)を

たくさん見ることができました。



ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。-黒酢の壺畑



あのですね。

黒酢じゃ腹いっぱいにならんのですよ!!!!!


旅行の1日目の昼食。


これって絶対外せない。。。。


そんなプレッシャーを助手席から受けながら、

フラッとはいったのは、国道220号沿いにある

「もりやすラーメン」。


日曜日ながら地元の方がひっきりなしに入って行ったのが決め手でした。


ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。-もりやす外観


とんこつラーメンながら、意外とあっさり。

ここ、あたりです!!!!


ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。-ベーシックなとんこつラーメン


そして特筆すべきが「森伊蔵」。

ご存じ、ネットに流れれば数万円?という幻の芋焼酎。

・・・・の蔵が、この店のお隣ご近所。


入手するにはネットから予約して抽選して数ヵ月後…

という幻の芋焼酎が2杯まで飲むことができるんです!





・・・って私、下戸な上に、車なんですけど。。。。



次回狙って行く時は、お酒好きなかたを是非連れて行きたいもんです。






ここからは、陸路桜島→フェリーで鹿児島港→指宿温泉 という行程でした。


指宿については、また後日。


■立山黒部アルペンルート(室堂)・らいちょう温泉「雷鳥荘」■2010/07/07宿泊


今回は七夕ということで、夫婦念願であった立山黒部アルペンルートを縦走、

標高2500メートルから天の川を見よう!という…

何とも歯がかゆくなるようなロマンチックな企画。


立山黒部アルペンルートの最高点である室堂。

室堂といえば、ホテル立山。


しかし、高い。お高い。

1泊3万前後する。

そんなリッチさは我が家には無い。


そこで…「室堂から徒歩30分」しかも「温泉」という雷鳥荘に決めたのです。


…まさか、あんなに「遠い」だなんて、夢にも思わなかったのです。。。。



私は、普段クルマ通勤、身長168センチ・体重80キロという不健康児。

とはいえ、添乗なんかにもちょこちょこ行ってましたから、多少の「山道」なら平気であろうと

タカをくくってました。


立山の大自然は、そんな私に見事な水平チョップ。


室堂ターミナルから、ちょうど中間点に当たる「みくりが池温泉」までは、

まあ許容範囲の山道かと。

途中みくりが池などスポットもあり、ゆっくり歩けば問題なし。



ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。


しかし。

そこを超えると「ハイキング初級編」から、「ハイキング中級編」へ

わかりやすいランクアップ。


下の写真の左の建物が目的地なわけで。



ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。


10キロ近い荷物を背負って(テレビがないというのでご丁寧にDSまで積んだ+売店がないというのでポテチを2筒…etc。)、標高2500メートルの薄い酸素。


途中で途切れる石畳。

心臓破りの階段のようで階段に成りきれていない岩。

ついでに柵は当然なし(笑)



ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。


ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。


30分何てとんでもない…。


途中休み休み、1時間かけてしまいました。。。。

(健康児のみなさんは、きっと我々よりはやく着くと思います!)


たどり着いた時の感動たるや・・・泣。


いい温泉に、そんなに簡単にたどり着いてはいけない、という

大自然のメッセージなんでしょうね。



ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。




お宿自体が硫黄のにおいに包まれています。

窓の外には地獄谷。

音と言えばその噴出音しか聞こえないような世界です。



温泉(泉質)

★★★★★


ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。


濁り湯好きの私に嬉しい、乳白色の中にほんの少しコバルト色の

硫黄の匂いのするお湯。

入浴後すぐに、お肌つるつる感も味わえました。

青森・酸ヶ湯ほど硫黄が強くないのは、温度調整のため加水しているから?

それでも満足のいくお湯でした。

(今回、京都からの登山小学生たちが同宿だったのですが、引率の先生曰く、

温泉を飲んだ生徒が「鉄の味がする!」と言っていたそうで。)


露天風呂の窓からは、青い空と7月だというのに雪残る山々。




ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。







温泉(設備)

★★★

そりゃあ、標高2500メートル。

徒歩30分ではなく、「登山」30分の立地。

豪華旅館のような設備は一切ございません。


それでもお掃除などはたいへん行き届いており、

古いながらも不潔感のない脱衣所でした。


ちなみに。


2階・3階には共同トイレと洗面所があり、

なんと贅沢にも、そのお水は美味しい湧水。

ペットボトルに詰められて売られているお水が蛇口から出ているわけで。

水温も7月なのに、キンと冷たい!


お風呂上りに、腰に手を当てて是非!!!


お部屋・部屋設備

★★★

今回は角部屋の315号室でした。

何が嬉しいって・・・

光がたくさん入るうえに、バルコニー付き!!!

(おそらく小学生団体が入っていたのでご配慮いただいたのだと思います)

バルコニーにはテーブルも椅子もありませんが、これかなり嬉しかったです。


ただし…

夜電気をつけていると、ばんばか雷鳥の餌である蛾が来ます。

しっかり窓を閉めましょう!


ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。


さてお部屋設備ですが…

無いものがいくつかあるのでご注意を!!


【無いもの】

・バスタオル

・テレビ

・ソフトバンクの電波


【あるもの】

・歯ブラシ

・浴衣

・小タオル

・ポットとお茶

・docomoの電波


ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。


食事

★★

ここは「旅館」ではないのです。

私がここの経営者なら、「自分の飯くらい自分で持ってきやがれ!!」と言うでしょう(笑)

そんな中、しっかりお野菜のお鍋もあり、魚もあり。

食べ残しては、運んできてくださった方に申し訳ない!と思い、すべて平らげました。

(…どこいっても完食しますけどね)


ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。




最後に。


露天風呂であった中高年ご夫婦。

嫁さん曰く、奥さんは30年前ここにきて感動し、

昨年家族を連れてきたものの、ガスで何も見えなかったと。

今年はリベンジで来て、いい景色と温泉を堪能で来て本当に満足だ、と。


旦那さんも風呂あがり、脱衣する初対面の私に、同じようなことを話してくれました。


山に来ると、道をすれ違う時の「こんにちわ」からはじまり、

知らない人にもいろんなことを話してしまうんですね。


各うお部屋は禁煙なのですが、たった一室の喫煙スペースに集まる

お客さんとも、ついつい話が進むのです。


宿泊客同士がたった一晩友人になれる…そんなお宿ですね。



■新潟・越後湯沢温泉「雪国の宿 高半」■2010/02/11宿泊 

 「じゃらん」 ○温泉満喫○高半1泊朝食付きプラン (東館)



仕事を終えて、上野駅19:38。

トンネルを抜けると、そこは「雪国」だった…。



ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。

ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。


越後湯沢駅には20:53着。

そこからタクシーに乗って、5分ほど雪の温泉街を走ると

掛け流しの湯を贅沢に、表玄関や階段の凍結防止に流しているのであろうか、

湯けむりたつ小高い丘の上に建つ「雪国の宿 高半」に到着。


2組の布団が引いてある和室に着いたのは、

21:05であった。


東京を出てわずか1時間半。


21時過ぎのチェックインにもかかわらず、フロントの方と

ポーターの方の温かいお出迎え。


荷物を置いて、お茶を飲んで一息ついたら、

さっそく「源泉掛け流し」という自慢の温泉へ。




温泉(泉質)

★★★★

無色透明・無味無臭…かな??(自信なし)

濁り湯好きの私は、少々がっかりしたのですが…


2回入ったら、肌がつるつるしているのがわかる。


そして加温加水なしの「完全源泉掛け流し」。

どうしてもそうしたいので、衛生上問題あるジャグジーを

設備があるのに止めてしまうほどのこだわり。

加温も加水も必要ないのは源泉が「奇蹟の43度」だからだそうで。


そういえば、我が家のお風呂、設定は43度です。

なるほど、某芸人のように口から出てしまう

「丁度ええ」の一言。


そして。

脱衣所に置いてある、冷やした温泉水。

1杯飲むと、キツ過ぎない硫黄の匂い。

どうやら胃腸にいそうで、少々体格の良い私は3杯頂戴しました。


…というのは、この週に風邪をひき、

かなり食欲が減退。

普段2人前はぺろりと食べる私が、夕飯に小さな駅弁一つで

お腹いっぱいになってしまうという珍しい状態に陥っていたのです。


翌朝。

なんと、がっつりお宿の朝食を頂けました!!!

(おひつ、空にしました…照)


この温泉水、凄いかも。。。


(まったく知り合いでない男性客の方とも、この温泉水飲みやすいね~、と意気投合しました)



温泉(設備)

★★★

残念ながら、露天風呂は女性専用。

完全掛け流しであるため、結果的に水が混じる女性のお客様に配慮し、

完全女性専用にしてあるようで。

男性的には…「無念」。


嫁さんに話を聞いたら、吹雪の中の露天風呂が、

また都会では味わえない経験で良かった(笑)とのことでした。


男の肩身は狭いのぉ。



男性の入れる、大浴場はたいへん広く、

団体さんで盛り上がりながら入るのも気持ちいいかもしれません。


全面ガラス張りで、雪の積もった駐車場がよく見えます。

・・・ということは、向こうから丸見え・・・??



お部屋

★★★

今回は東館の6階にお部屋をお借りしました。

昭和な感じのつくりですが、宿入りした際に

しっかりお部屋に暖房が利いていたのが有難かったですね。


この東館は鉄道ファンにお勧めかもしれません。

というのは、大きなヒマラヤ杉(6階でもこんな感じ)の向こうには、

上越新幹線の線路が伸びており、



ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。

ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。


左に眼を向けると、関越自動車道。

そしてチラっと、上越線の線路も見えます。


このお宿、位置を見ていただくとわかるのですが、

GALA湯沢の真横なんですね。

温泉街からも高台になっているので、スキー場で滑っている人影なども

一望でき、夜景も朝の風景も「雪国」っぽくて良かったです。


■その他■

さて、お宿のHPや各社の紹介にもありますが、

このお宿は、川端康成が「雪国」を執筆したことで知られる、いわば文豪ゆかりの名湯。


映画の上映は20:30~が最終であったため、見ることができませんでしたが

もう少し余裕のあるチェックインであれば、さらにこのお宿を満喫できたと思います。


また非常にイレギュラー対応がうまいお宿だな、と思いました。


今回我々は10時チェックアウトで、そのまま急いで駅に向かい

10:38の上越線に乗らなくてはいけなかったのですが、

部屋を出る際にもたついてしまい、送迎バスが出てしまいました。


「実はこの後電車に乗らなければいけないんです」と私が切り出し、

「タクシーを呼んでください」というより前に、フロントの方が

「じゃあ別の車でお送りしましょう、他のお客様で駅までの道のりの違うところに行く方もおいでなので。」と。


わずか2分後くらいには、お宿のワゴン車の中におり、

無事その列車に乗ることができました。

同乗した小さいお子様2人のご家族連れも、駅までの途中にある

温泉街のレンタルスキー屋さんで降りて行きました。



お湯が良くても、施設が良くても

残念なお宿って結構ありますけど、このお宿のスピーディーで機転の効く対応は

学びたいなぁ、と思ったのでした。

(…というか、元プロなんだから、チェックアウトでもたつくなって話ですよね。。。反省してます。。。)



ハムに、またたび。~元・国内ツアー企画者の私的旅。