こんにちは。


今日は「保険って、どのくらい入れば安心なの?」というお話をします。


突然ですが、もしも家族のだれかが事故や病気で働けなくなってしまったら…



そのとき、家族が困らないようにお金のサポートをしてくれるのが保険です。


でも、ここで大事なのが「いくら保障してもらうか」ということ。
これを「保障額(ほしょうがく)」といいます。



保障額ってなに?

かんたんにいうと、

「もしものときに、どのくらいのお金があれば生活ができるか」

という金額です。

たとえば、パパが働けなくなったとき、ママと子どもたちが暮らしていくのにあと何年、いくらくらい必要か?



それを考えて保険に入ると、ちょうどいい保障額を決めることができます。



保障額の考え方

①:必要なお金を考える

まず、これからどんなお金が必要か考えてみます。



• 生活費(ごはん・家・水道・電気など)
• 子どもの教育費(小学校〜大学まで)
• ママの老後の生活費

たとえば…


• 毎月25万円の生活費 × 残り15年 = 約4,500万円
• 子ども2人の教育費(公立+大学)= 約1,000万円
• 合計で 5,500万円 くらい必要かも!

すでにあるお金を引く


でも、「全部保険でまかなう」のは大変ですよね。



だから、すでにあるお金やサポートを引きます。



• 遺族年金(国からもらえるお金)
• ママが働いて得られる収入
• 家の貯金や会社の退職金


たとえば…



• 遺族年金:年間120万円 × 15年=1,800万円


• ママの収入:年間150万円 × 10年=1,500万円


• 貯金:500万円

→ 合計で 3,800万円 はカバーできそう!



足りない分が「必要な保障額」

必要なお金:5,500万円
引けるお金:3,800万円

→ 5,500万円 − 3,800万円 = 1,700万円 ← この分を保険でカバーすれば安心!



だから「みんな同じ金額」じゃない!

このように、保障額は人それぞれ。


• 子どもが小さい → 教育費が多く必要
• ママが働いている → 自分で収入をカバーできる
• 家のローンがない → 生活費が少なくてすむ


なので、

「友だちが1,000万円の保険に入ってるから私も」ではなく、


自分の家に必要な金額をちゃんと考えることが大切です。



まとめ:保険は「もしもの安心」を買うもの

保険の保障額を考えることは、「家族に安心を残すこと」。


たくさん入りすぎてもムダになるし、少なすぎても心配です。

必要な分だけ、ちゃんと計算して、ぴったりの保険に入るのがいちばん!


「うちはどのくらい必要かな?」と思ったら、紙に書き出してみるだけでもOKです。



わからないときは、保険を売らないファイナンシャルプランナー(FP)に相談してみるのもおすすめですよ。