何回も挟み直した胸もなんとか挟まり組織の採取へ!!



胸を圧迫して病変の位置を確認した後は

少し切開して生検用針を差して採取。

でも前に胸を挟む部分の機械があるため胸の辺りは見えず。



麻酔の注射を胸にチクチクチクっと3ヶ所ほど打って

そろそろ切開するのかな~とびびっていると



「あっ」と言われ



ん?なに?と思ったら「大丈夫?痛くなかった?」と先生。



もう切ってたんですね・・・・

大丈夫です!痛かったら叫んでます≧(´▽`)≦



切開も終わり、その後の針が刺さる音が大きいらしく

「驚いて動くとずれてしまうので絶対に動かないで」と言われ

看護師さんが耳を塞いでくれた。



ガシャン!と刺さり胸に振動があり

ガシャガシャガシャと組織を採取する音が・・・・



痛みはないけど、違和感と固定された感があり

背中を汗がダラダラ流れてた(;´▽`A``



組織も無事採取できて、針を抜いて終了ー!!



しばらく傷口を押さえて血が止まるのを待つと、先生が「ガーゼ!!」と

指示を出し助手の先生がアワアワと傍のトレイを差し出した。



「そのガーゼ清潔?」と先生に聞かれ

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい!清潔です!」と助手の先生



本当?本当にきれいなの?(°д°;)



そのガーゼで傷を押さえて、胸帯をきつく巻いてやっと検査室の外へ。

検査時間は一時間ほどだったらしい。



終わってみての感想は

思ったほど痛みは感じなかったけど精神的にしんどかった・・・・。



病室に戻ってからは少し傷が痛んだけど

ガマンできないほどではなく一安心。



母と姉にお礼を言って送り、病室で本を読んでいると

検査してくれた先生と一緒に男の先生が回って来て

「どう大丈夫?」

「・・・はい」

「そう、じゃあ」と

あっという間に隣の患者さんのところへ



隣では

「明日全部取るから、もうしょうがないから」と言ってすぐ病室を出て行った。

偉い先生なのかもしれないけど怖い印象の先生だった。



その時はまさかその先生が自分の主治医になるとは思わなかった・・・・・。



隣の患者さんは次の日に胸の全摘手術をするそうで

しばらく泣いてる声が続き、とても切ない気持ちになった。



自分も不安と傷の鈍い痛みで眠れなかった。